先週から始まったASLシーズン14ですが、ベスト24の前半戦が終了して本日より後半戦、グループDの試合が始まります。まだ未視聴の方は、ネタバレが含まれますので、読み進める前に以下のYouTubeよりぜひとも日本語実況をご覧ください。
キムユンジュン[Shuttle]を下してファンビョンヨン[Barracks]がベスト16進出へ
グループBの試合では、大方の予想を覆してファンビョンヨン[Barracks]選手がベテランプロトスのキムユンジュン[Shuttle]選手を下してベスト16に進出しました。この日は第2マッチとファイナルマッチそれぞれ2回の直接対決があった二人ですが、いずれの試合もファンビョンヨン[Barracks]選手が勝利しています。キムユンジュン[Shuttle]選手はいずれの試合でもかなり良いペースでマルチベースを確保して安定したマクロ展開をしていたのですが、ファンビョンヨン[Barracks]選手がうまくメックユニットを駆使してタイミングラッシュを仕掛け押し切っています。
ASL優勝経験2回は伊達じゃなかったキムミョンウン[Queen]
もう一つ注目の試合はグループCからです。ウィナーズマッチで激突したチョギソク[Sharp]とキムミョンウン[Queen]でしたが、テランのチョギソク[Sharp]選手が序盤から中盤を巧みな立ち回りで主導権を渡さず、なんとか3rdベースを確保したキムミョンウン[Queen]選手相手にほぼ完璧ともいえる試合展開でマップコントロールは完全にテランが掌握したまま終盤戦に入りました。試合の流れとしては明らかにテラン有利、ザーグはかなり苦しい戦いを強いられる状況だったにも関わらず、的確かつ非常に丁寧にユニットを扱ったキムミョンウン[Queen]選手はHiveに進化して以降いつのまにか流れを完全にひっくり返しASL優勝2回経験者の貫禄を見せつけました。なお、素晴らしい戦いを見せたチョギソク[Sharp]選手ですが最後のファイナルマッチではキムジソン[RoyaL]選手に白星を許してしまい残念ながら今シーズンはベスト24で敗退となりました。
後半戦はベテラン揃い
本日から始まるベスト24後半戦では、グループDでASL本戦初登場となる若手のDDasik選手などがいつつも、10年前の韓国StarCraftシーンを思い出すようなベテランひしめく激戦となりそうです。
グループD – 8月16日19時開始
- キムミンチョル[SoulKey] (Z)
- DDasik (Z)
- JyJ (T)
- チェホソン[sSak] (T)
グループE – 8月17日19時開始
- チャンユンチョル[Snow] (P)
- クソンフン[HiyA] (T)
- イヨンハン[Shine] (Z)
- イジェドン[Jaedong] (Z)
グループF – 8月18日19時開始
- ユヨンジン[Rush] (T)
- ユンヨンテ[free] (P)
- ユンチャアンヒ[Mong] (T)
- イギョンミン[Horang2] (P)
放送チャンネル
- AfreecaTV – 本家韓国語放送チャンネル
- AfreecaTV – 日本語放送チャンネル
- YouTube – 日本語アーカイブ録画チャンネル(本チャンネルではライブ配信は実施されません)