Collegiate StarLeague（以下CSL）が協賛する『e-sports SQUARE Sakura Tournament』が2013年4月20日（土）、千葉県市川市に位置するe-sports SQUAREにて開催され、WhiteWhale選手が優勝を果たしました。以下はスイニャン（shuiniao）が行ったWhiteWhale選手へのインタビューです。
－breek選手やCriMsoN選手といった強豪を破っての優勝でしたね。
正直勝つ自信はなかったので、とても嬉しいです！最初にブロックを見て3位になれればいいなと思いましたが、その最大の壁はAsh選手でした。Ash選手は昔からかなりの実力者でしかも最近は大会に出ておらず未知数だったので、試合前はかなり不安でしたが何とか2:1でギリギリ勝つことができて安心しました。
－では改めて、自己紹介とSC2歴を簡単にお願いできますか。
みなさんはじめまして、WhiteWhaleです。現在23歳の大学生で、SC2は始めて1年半になります。使用種族はZ、好きなプロ選手はStarTale_Life選手です。オフライン大会は『TGN』に続いて今回が2回目でしたが、オンライン大会は『Esc Cup 1Day Tournament』や『SJC CUP』、そしてクラン戦で何度か出場させてもらってます。他に大学対抗戦の『Collegiate StarLeague』でも日本の大学のメンバーとして出場しました。
－今大会に出場しようと思った理由は。
オフライン大会は交流もできるので、普段会えないトッププレイヤーに会って直接色々伺いたかったのが一番かもしれません。自分はまだまだで、やっと運要素を絡めていけば勝てる！かもしれないところまできたかな～と思ってます（笑）。実際にvaisravana選手と話をしたのですが、自分が苦手だった種族に対する戦い方なども聞けて、打開策が見えてきました。
－当日のコンディションや大会のプレイ環境はいかがでしたか。
eスクさんのPCだと、ミニマップが暗くてほとんど見えないのがきつかったですね。デバイスは持参ですが、机と椅子の高さも違いますし、やはり家でプレイするのとはだいぶ違いますね。でもはじめてオンライン大会に参加したときは緊張してずっと震えていたんですが（笑）、今回は2回目だったのでその点では普段通りできたと思います。
－今大会で一番印象に残っている試合は。
CriMsoN選手との2戦目が特に印象に残っています。1戦目で相手のエアーに対してハイドラリスクを使って負けたのですが、そのオーダーを自分の中で瞬時に改良して勝てた試合でした。最初に準備したオーダーは即ハイドラだったのですが、マクロを一回完成させてからのオーダーです。しかし1戦目は普通に返されたので、2戦目はワーカーを絞ってハイドラリスクがもっと早く出てくるようにしました。いつもよりガスも少なくすることによってオーダーの着弾タイミングも早くなり、それが功を奏しました。
－Life選手のどんなところが好きですか。影響を受けている点や真似したい点があれば合わせて教えてください。
Life選手がまだZeNEX時代に、当時のCode-Sでもかなり上のLiquid`HerO選手を『GSTL』で倒したのです。その時はZvPはザーグ側がきつい時代だったので僕の中で一気にヒーローになりましたね。また、HotS発売直後の『MLG』で唯一テランに勝ったプレイヤーでもあるのです。他のザーグは勝てないけどLifeは勝てるので、僕の中では本当にザーグの神様って感じですね（笑）。影響を受けている点は、とにかくアグレシッブに行くこと。マイクロも本当にうまいプレイヤーなので、今後はその点を真似していきたいです。
－今後の活動予定と目標は。
まずは『JCG』や『KCC』などの大きな大会で結果を残したいですね。今後はもっとたくさん練習して、日本人トッププレイヤー達に肩を並べたいと思います！
－最後に何か言いたいことがあればお願いします。
応援してくれたみなさんありがとうございました！自分がこの結果を残せたのも、KQNや普段練習に付き合ってくれてるみなさんのおかげです！またこの機会を提供してくださったCSL様とeスク様には本当に感謝しています。みんなSC2が大好きなのが伝わってきて本当に楽しい大会でした。スイニャンさんも忙しい中来てくださってありがとうございます！インタビューは初めてなのでかなり緊張しました。次回もあるようにがんばります（笑）。そしてこれからもみんなで頑張ってSC2を盛り上げられたら最高ですね！
写真・インタビュアー：shuiniao（スイニャン） @ 水長 浩美 / Hiromi Mizunaga
