第3ラウンド4週目(3/3~3/7)の結果まとめ
こんにちはnokです。以前Twitterでもお知らせしたように、3月3日、4日に行われたプロリーグを現地取材して来ました!第3ラウンド4週目の結果まとめは現地取材スペシャルです!試合画面だけではなかなか伝わってこない現地の様子や、選手達の様子を写真(約60枚!)でお届けします。過去の結果はリンクよりどうぞ。
リンク
SK Planetプロリーグ11-12 Season1 総合結果
W3試合結果
03/03 Airforce ACE 1-3 STX SouL – 詳細
03/03 Samsung KHAN 1-3 SK Telecom T1 – 詳細
03/04 Team 8 2-3 Woongjin STARS – 詳細
03/04 CJ Entus 3-1 KT Rolster – 詳細
03/06 Airforce ACE 0-3 SK Telecom T1 – 詳細
03/07 Samsung KHAN 0-3 Team 8 – 詳細
チーム成績表(R3-W4終了時点)
個人成績表(R3-W4終了時点)
順位 | 選手名 | 勝 | 負 | 勝率 |
1 | イヨンホ[Flash](T) | 15 | 1 | 93.7% |
2 | チョンミョンフン[Fantasy](T) | 12 | 2 | 85.7% |
2 | ソンビョング[Stork](P) | 12 | 5 | 70.5% |
4 | キムミンチョル[Soulkey](Z) | 11 | 6 | 64.7% |
4 | イジェドン[Jaedong](Z) | 11 | 6 | 64.7% |
4 | ドジェウク[Best](P) | 11 | 7 | 61.1% |
4 | キムテギョン[Bisu](P) | 11 | 7 | 61.1% |
8 | キムデヨプ[Stats](P) | 10 | 6 | 62.5% |
9 | シンサンムン[Leta](T) | 9 | 4 | 69.2% |
9 | キムソンヒョン[Last](T) | 9 | 5 | 64.2% |
会場の様子あれこれ
▲試合開始1時間前の会場の様子です。
▲ステージ上から見るとこんな感じです。
▲会場に入ってすぐのところにある、歴代OSL優勝者の一覧です。
▲こちらは2008年のチアフル(選手の応援ボード)一覧。マジェユン[sAviOr]選手、パクソンジュン[July]選手など懐かしい名前が見えます。
▲右ブースの中の様子。ここから色んな名試合が生まれたのかと思うと、少しどきどきします。
▲会場前の様子。こんな感じで座席の管理をしています。
▲記者室の様子。真ん中の赤い椅子に選手が座り、壁際に記者さん達が座ってインタビューが進行されます。右端のお菓子は、試合開始前にKeSPAの方が準備されていきます。試合の合間にチョンヨンジュンキャスターがお菓子をほお張りに来たりしていました。
【3月3日】
第1試合:Airforce ACE vs STX SouL – 試合結果
遂に第1試合が開始です!!龍山では初のプロリーグ観戦+取材なので、少しドキドキしていました。
▲第1セット開始です。画面はクォンスヒョン[Orion]選手(元CJ Entus)。
▲笑顔のイソンウン[Firebathero]選手。何を話しているのでしょうか。
▲モニターを見つめるキムナムギコーチ(左)とソンドンギュン監督(右)
▲左よりイスンウォン解説、チョンヨンジュンキャスター、キムジョンミン解説。
▲試合中のキムドウ[Classic]選手。ブースの後ろでは、KeSPAの審判員がモニターをチェックしています。
▲キムグヒョン[Kal]選手との元チームメイト対決に勝ったキムユンファン[Calm]選手。
▲真剣な表情の3名。(左より:キムスンヒョン[Last]、シンデグン[hyvaa]、キムユンファン[Calm])
▲惜しくも敗れたAirforce ACEの選手達。
▲第1試合の勝者3名。
第2試合:Samsung KHAN vs SK Telecom T1 – 試合結果
今日のメインとも言える第2試合!もうこれを見に来たと言っても過言ではありません。(事実そうです)
▲第1セットから熱いマッチアップ!ホヨンム[JangBi]選手vsキムテギョン[Bisu]選手!!
▲両チームとも真剣にモニターを見つめます。
▲接戦を制したのはキムテギョン[Bisu]選手でした。5年前の2007年3月3日、GOMTV MSL決勝戦で絶頂期のマジェユン[sAviOr]選手を相手に3-0で圧勝し初優勝を収めた「3.3革命」の日の勝利。”革命家”という別名の由来になった日でもあります。
▲第2試合を担当するユデヒョン解説、チョンソリムキャスター、キムジョンミン解説。
▲ついにソンビョング[Stork]選手の登場です!!!!!!!!!
▲パンテス[Princess]選手のPPで一時試合中断。ソンビョング[Stork]選手に状況を説明しに来たKeSPA。
▲試合の行方を見守る3人+バンキー。
▲ソンビョング[Stork]選手、パンテス[Princess]選手を圧倒!
▲ソンビョング[Stork]選手、堂々の勝利!!!試合を1-1に戻します。
▲Samsung KHAN席側から見た会場の様子。
▲現在唯一の女性監督として活躍中のキムガウル監督(左)と、チェウボムコーチ(右)。
▲キムギヒョン[Reality]選手vsドジェウク[Best]選手。
▲ドジェウク[Best]選手の勝利で、SK Telecom T1が3-1でSamsung KHANに勝利!
▲ここに来て2連敗のSamsung KHAN。現地で負け姿を見る羽目になり、私も涙目です…。
▲SK Telecom T1の勝者3名。
【3月4日(日)】
第1試合:Team 8 vs Woongjin STARS – 試合結果
現地2日目はsugeo氏も合流し、2名体制での取材となりました。4日の第1試合は注目のTeam 8が登場です。間近で見るイジェドン[Jaedong]選手のかっこよさに、2人でただひたすら感動していました。
▲Team 8からはまずチョンテヤン[Baby]選手がエントリー。
▲観戦中のWoongjin STARS選手達。
▲身を乗り出して画面を見るパクジュノ[Killer]選手とキムドウク[Speed]選手。
▲第2セット目は来ましたトップクラスのザーグ対決、イジェドン[Jaedong]選手vsキムミンチョル[Soulkey]選手!!!
▲イジェドン[Jaedong]選手、チャンミンチョル[Soulkey]選手の攻撃を完璧に防ぎます。
▲イジェドン[Jaedong]選手の試合を見る3人。キムジェフン[Jaehoon]選手、嬉しそうです。
▲イジェドン[Jaedong]選手勝利!!!貫禄があります。
▲第1試合目はパクテミン解説、チョンヨンジュンキャスター、キムジョンミン解説が担当です。
▲Team 8の選手達。
▲イジェドン[Jaedong]選手、後輩達に戦況を説明中でしょうか?
▲パクスボム[han]選手 vs イジェホ[Light]選手の元MBC GAME HERO対決です。
▲キムミョンウン選手[Zero]、パクジュノ[Killer]選手に勝利!
▲残念ながら敗北してしまったTeam 8…。すごく応援していただけに私もとても悲しいです。
▲勝利チームのWoongjin STARS。
第2試合:CJ Entus vs KT Rolster – 試合結果
帰りの飛行機の時間に追われながらの第2試合!粘りに粘ってギリギリまで会場に留まり、何とか最後まで試合を見届ける事が出来ました!
▲第1セット目からイヨンホ[Flash]選手の登場です!生で見ると何とも言えない迫力があります。
▲腕の状態をチェック中?
▲CJ Entusからはシンサンムン[Leta]選手がエントリー!
▲試合を見守るCJ Entus選手達。
▲最近登場したCJ Entusのマスコット「ワンスター」。ルーレットで抽選を行い、景品が当たります。
▲KT Rolster・カンドギョン[H.O.T-Forever]コーチ(左)と、おなじみ?のイジフン監督(右)
▲対話中のコガンミン[HoeJJa]選手と”英雄”パクジョンソク[Reach]選手。
▲KT Rolster席側からの様子。
▲キムジョンウ[Effort]選手、キムソンデ[Action]選手に勝利!
▲移籍後初エントリーとなった元Hwaseung OZのキムテギュン[PerfectMan]選手。残念ながら初勝利は逃してしまいました…
▲2-1で迎えた第4セット、CJ Entusからはイギョンミン[Horang2]選手の登場です!
▲イギョンミン[Horang2]選手、キムデヨプ[Stats]選手を下しCJ Entusが3-1で勝利!PvPでは無類の強さを誇るイギョンミン[Horang2]選手です。
▲KT Rolster、ポストシーズンへ向けて1勝でも追加しておきたいところで、痛い1敗です。
▲現在5位のCJ Entus。ポストシーズン進出ラインの4位上昇を狙います。
【取材後記】
今回メインで取材をさせて頂いたnokです。初のプロリーグの取材でしたが、みなさんいかがでしたでしょうか?少しでも現地の様子が伝わればいいのですが…。
今まで決勝戦のような大きな大会の取材は何度か経験があったものの、普段のプロリーグは初めて、しかも龍山I’Park Mall E-sports競技場を訪問したのも初めてでした。こうやって後から振り返ってみると、もっとこうすればよかったなあと後悔する部分も多々あるのですが、まず言えるのはとにかく「楽しかった」という事です。以前にも書いたかもしれませんが、やはり競技場で生で見る試合は格別です。ブースの中でプレイする選手達、チームを応援するファン、「よっしゃ!」など声を上げながら試合を見守る監督達、放送局のスタッフさん、記者さん達、全員が真剣にSC1と向き合っているその姿に、韓国が約10年をかけて築き上げてきたE-sportsの魅力を感じました。細かいことは抜きにしてとにかく楽しい、その一言に尽きます。
他には、プロリーグはやはり決勝戦とは違い選手と接する機会が多く、画面を見ているだけでは分からない選手達の個性などを感じたのが印象に残っています。例えばSTX SouL・キムユンファン[Calm]選手、Woongjin STARS・キムミョンウン[Zero]選手などは私が外国人という事もあって?か、私が話しかけると警戒心までは行かないものの、結構緊張していたような感じを受けました。それとは正反対だったのはSK Telecom T1・ドジェウク[Best]選手、CJ Entus・イギョンミン[Horang2]選手です。ドジェウク[Best]選手は私の微妙な韓国語にも怯まず「日本人ですかー?」と話しかけてきたり、イギョンミン[Horang2]選手は「アリガトゴジャイマス」と日本語で話しかけてくれました。(日本語ご存知なんですか?と聞くと「チョットダケー」と超笑顔。これでイギョンミン[Horang2]選手のファンになりました…)
あと選手全員に共通して言えることは、礼儀正しい、と言う事です。勝者写真を撮る時など「ポーズはどうしますか?」と選手から尋ねてくれますし、サインなどにも快く応じてくれました。プロゲーマーという人気職業なだけに横柄な態度にもなりそうなものですが、全くそういう事はありませんでした。この辺、KeSPAがプロゲーマー対象に年2回実施している「素養教育」がうまく作用しているといえるのではないでしょうか。
最後になりましたが、取材手続きや取材アドバイスをくれたスイニャン氏、現地で一緒に取材協力、バス停+駅までの猛ダッシュに付き合ってくれたsugeo氏、そしていつもStarcraft Timesを見てくださる皆様に感謝致します!皆様ありがとうございました。
BW4LIFE! – nok