Blizzardは韓国バトルネットサイトにて、16歳未満の青少年を対象に午前0時から午前6時まで接続を制限する「シャットダウン制」を適用すると発表した。
韓国の女性家族部と文化観光部が主導するこの「シャットダウン制」は、16歳未満の青少年が過剰にゲームに没頭するのを防止する目的で制定され11月20日から施行される。これにより、『StarCraft2』と『World of WarCraft』が「シャットダウン制」の適用対象となる。
なお先月Starcraft Timesでもお伝えしたとおり、『StarCraft BoordWar』は旧バージョンのシステムなので個人情報が収集出来ず、20代以上の利用者も多いとの理由から「シャットダウン制」の適用対象から除外されている。
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一方気になるプロゲーマーへの影響だが、韓国メディアによると影響はほぼないものとみられる。まず16歳未満のプロゲーマーが4名(MVP_Dream, CreatorPrimeWE, MaruPrimeWE, ZeNEXLife)のみであること、適用時間には既定の練習時間が終了していること、そして万一深夜接続が不可欠な場合もコーチやチーム名義の専用アカウントで接続が可能であるためだ。各ゲームチームは、「今後も16歳未満の選手を入団させる可能性は低く、入団させたとしてもなるべく制度を守らせる」方針であると語っている。
ただし摘発されると2年以下の懲役または1千万ウォン以下の罰金が科せられるとのことで、韓国においてプロゲーマーは青少年の憧れの職業であるだけに、やはり慎重に対処していただきたいところである。