新韓銀行プロリーグ10-11、第6ラウンド第1週目が終了しました。日が経つにつれ、特に中盤チームの混戦が激しくなってきています。
ポストシーズン進出を賭けて、順位争いが激化
プロリーグへ参加している10チーム中、1位から6位にまで与えられるポストシーズン進出権は一旦、1位SK Telecom T1、2位CJ Entus、3位KT Rolsterが獲得する可能性が高そうです。ここに10位Airforce ACEの脱落が確定しており、4位から9位のチームで残り3つの進出権を争います。
今週の結果を見ると、4位のWoongjin STARSがMBC GAME HERO、SK Telecom T1に立て続けに負け23勝24敗、5位Samsung KHANも2連敗での第6ラウンドスタートとなり22勝25敗で、その差1ゲームと混戦しています。
また今週、Wemade FOXが中盤チームの中で唯一2連勝しており、上位チームとの差を縮めます。現在4位Woongjin STARSが23勝24敗、9位Hwaseung OZが20勝27敗で3ゲーム差がついています。5位Samsung KHANと6位STX SouLが22勝25敗、7位MBC GAME HEROと8位Wemade FOXが21勝26敗と同勝数で並んでおり、得失点差で順位が上下するほどの熾烈な順位争いが展開されています。
同時に1位-3位争いも激しさを増しつつあります。第5ラウンド中盤、3チームの勝数が1ゲーム差にまで迫ったこともありましたが、今週SK Telecom T1が2連勝を上げ2位、3位に2ゲーム差をつけました。(ソース: FOMOS)
KeSPA、スタークラフト部門2011年6月名記録発表
2011年5月の公式戦結果が反映された重要記録をいくつかご紹介します。
1:キムガウル監督、プロリーグ正規シーズン最大勝数記録1位
現在、プロリーグで唯一の女性監督のSamsung KHANのキムガウル監督が5月、新韓銀行プロリーグ10-11第5ラウンドで2勝を追加し157勝を記録、この部分で共同1位を保持していたチョギュナム(前CJ Entus)監督を追い越し、単独1位に登りました。2003年7月、Samsung KHANの2番目の監督として就任したキムガウル監督は、178試合目で100勝を達成、これまでSamsung KHANを2度プロリーグ優勝へ導いています。
2:キムテギョン[Bisu]選手、プロリーグ正規シーズン最大Monthly MVP受賞数、共同1位
キムテギョン[Bisu]選手は新韓銀行プロリーグ10-11シーズン、2011年4月・5月の総合Monthly MVPを受賞し、これでMonthly MVPを通算5回受賞、イジェドン[Jaedong]選手、イヨンホ[Flash]選手、イムヨファン[SlayerS_BoxeR]元選手と同率1位に登りました。2009年1月に初Monthly MVPを受賞後、2009年2月、2010年11月、2011年1月と続き、今回の受賞で5度目となりました。
3:イギョンミン[Horang2]選手、公式戦「対プロトス戦」勝率、単独2位
イギョンミン[Horang2]選手が5月の1ヶ月の間、プロトス戦で3勝を追加し、公式戦「対プロトス戦」勝率で68.0%(34勝16敗)を記録、この部門で2位を保持していたイジェドン[Jaedong]選手の勝率67.6%(96勝46敗)を上回り、単独2位に上がりました。現在1位を記録しているイヨンホ[Flash]選手の勝率は70.5%(103勝43敗)です。(ソース:FOMOS)
以下順位表です。第5ラウンド終了時点の順位表はこちらからどうぞ。
プロリーグ チーム成績表(第6ラウンド/1週目終了時点)
プロリーグ 個人成績表(第6ラウンド/1週目終了時点)
順位 | 選手名 | 勝 | 負 | 勝率 |
1 | キムテギョン[Bisu](P) | 57 | 14 | 80% |
2 | イヨンホ[Flash](T) | 51 | 11 | 82% |
3 | イジェドン[Jaedong](Z) | 42 | 21 | 66% |
4 | キムデヨプ[Stats](P) | 39 | 22 | 63% |
5 | チョンミョンフン[Fantasy](T) | 38 | 26 | 59% |
6 | ヨムボソン[Sea](T) | 38 | 27 | 58% |
7 | ソンビョング[Stork](P) | 37 | 25 | 59% |
8 | シンドンウォン[Hydra](Z) | 36 | 21 | 63% |
9 | チョンテヤン[Baby](T) | 33 | 23 | 58% |
10 | キムミョンウン[Zero](Z) | 32 | 29 | 52% |