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新韓銀行プロリーグ 09~10 準プレーオフ結果

新韓銀行プロリーグ09~10、準プレーオフが終了しました。前年優勝チームのSK Telecom T1が、連覇に向かって少しずつ調子を上げてきています。今回はどのような試合を見せてくれたのでしょうか。以下から詳細です。

SK Telecom T1 2-0 Wemade FOX

SK Telecom T1が2連勝し、プレーオフでSTX SouLと対戦する事が決まりました。
第1次戦結果SK Telecom T1 4-1 Wemade FOX
第2次戦結果SK Telecom T1 4-3 Wemade FOX

◆第1次戦
イスンソク[s2]選手vsイイェフン[Sacri]選手というザーグミラーから始まります。両選手ともスパイアを建て、ミュータリスクを生産していくものと思われました。ですがミュータリスクでイイェフン[Sacri]選手のオーバーロードを処理した後、ガス採取をやめたイスンソク[s2]選手。ザーグリングを量産しイイェフン[Sacri]選手のメインベースへと攻め込みます。予想外のザーグリングに対処出来る術なく、イイェフン[Sacri]選手はGG、イスンソク[s2]選手の戦略勝ちで、SK Telecom T1がまずは1勝です。

第2試合には、キムテギョン[Bisu]選手、パクセジョン[Pure]選手が激突です。キムテギョン[Bisu]選手はダークテンプラーを、一方パクセジョン[Pure]選手はリーバーを選択します。お互い、相手のハラスによりメインベースのプローブ数10体を失います。それから両選手、一歩も引かないドロップ攻撃が続きます。終始リードを守っていたパクセジョン[Pure]選手。このまま押し切るかと思われましたが、一瞬の戦闘が流れを変えました。マップ脇からメインベースへユニットを送ったキムテギョン[Bisu]選手、これに対処しようと、マップ中央の橋部分を通ってユニットを送るパクセジョン[Pure]選手。これが決定打となりました。キムテギョン選手[Bisu]が橋部分へと放ったストームが、パクセジョン[Pure]選手のほぼ全てのユニットにヒットし、大事な一戦で敗北、キムテギョン[Bisu]選手はそのままメインベースへと攻め込み勝利、SK Telecom T1が2連勝です。

続く第3試合、オユンス[soO]選手vsチョンテヤン[Baby]選手は、ザーグリング+ミュータリスクに簡単にメインベースへの進入を許してしまい、あっけなくオユンス[soO]選手が勝利します。後が無くなったWemade FOX。第4試合でシンノヨル[Roro]選手がコインギュ[Canata]選手相手に勝利し、望みを繋げました。第5試合は、ドジェウク選手[Best]vsチョンサンウク[Midas]選手がエントリーします。ドジェウク[Best]選手が3ネクサスを建て、持ち前の生産力を活かしチョンサンウク[Midas]選手を圧倒します。そしてドジェウク[Best]選手が勝利し、Wemade FOXは第1次戦では1勝のみに終わってしまいました。

◆第2次戦
この日もザーグミラーから試合開始です。イスンソク[s2]選手vsイヨンハン[Shine]選手の第1試合、ミュータリスク+スカージ同士の対決を制したのはイヨンハン[Shine]選手でした。第2試合、ドジェウク[Best]選手vsパクソンギュン[Mind]選手では、セカンド前にバンカーを建てプッシュをするパクソンギュン[Mind]選手でしたが、ドジェウク[Best]選手は冷静にリーバーとドラグーンで対処します。無理なプッシュが仇となりパクソンギュン[Mind]選手がGG、前日に続いてドジェウク[Best]選手の勝利となりました。第3試合、チョンミョンフン[Fantasy]選手vsチョンテヤン[Baby]選手のテランミラーでは、終始チョンミョンフン[Fantasy]選手が試合の主導権を握ります。そのままチョンミョンフン[Fantasy]選手が勝利を飾ります。

第4試合のパクジェヒョク[Hyuk]選手vsパクセジョン[Pure]選手では、パクジェヒョク[Hyuk]選手がマス・ハイドラリスクでパクセジョン[Pure]選手に勝利。第5試合は、オユンス[soO]選手vsシンノヨル[Roro]選手の再ザーグミラーです。試合序盤はオユンス[soO]選手がザーグリングプッシュで、試合を有利に進めます。ですが無理なプッシュがたたり、あっさりとシンノヨル[Roro]選手に逆転を許してしまう結果となりました。第5試合には、キムテギョン[Bisu]選手vsチョンサンウク[Midas]選手の登場です。多数のユニットを操作する、マクロゲームを制したのはチョンサンウク[Midas]選手でした。

これで、第7試合となるエース決定戦に持ち込んだWemade FOXは、パクセジョン[Pure]選手を送り出します。対するSK Telecom T1からは、連戦となるキムテギョン[Bisu]選手が送り出されプロトスミラーマッチとなりました。ダークアルコンを生産したパクセジョン[Pure]選手でしたが、キムテギョン[Bisu]選手がこれをしっかりスナイプして処理、活用出来ずに終わってしまった上、大事な戦闘場面でユニットを遊ばせてしまうなどのミスが続きました。一気に攻め込むキムテギョン[Bisu]選手のストームが綺麗に決まり、ほぼ全てのユニットを失ってしまったパクセジョン[Pure]選手がGG、熱戦を制しプレーオフ進出を決めたのはSK Telecom T1でした。

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