プロゲーミング生誕10周年を記念したスペシャルトーナメントがついに開幕しました。初日となる13日の試合から超豪華メンバーで始まった。どの試合も見逃すことのできないマッチアップとなりますが、出場プレイヤーを知らないユーザーも多いと思います。今回はそんな、最近プロゲーミングに興味を持った人がより楽しむための背景もお届けします。
イユンヨル vs カンミン
静かなスタートから先手を打ったのはイユンヨル[NaDa]選手、わずか1機のDropshipで完全に相手のマルチを停止させてからは、執拗にProbeを狩り続ける展開で圧倒的優位に。しかし、一時代を築いた強力Protossはただで倒れずに、圧倒的差があるにもかかわらず上手くサイオニックを活用して互角の戦いを繰り広げる。しかし苦戦しながらも持ち直したイユンヨル[NaDa]選手が見事勝利しています。
ホンジノ vs ソジス
第2試合は特に注目のマッチアップです。AirForce ACEに移籍後も予想以上の活躍を見せているStorm Zergホンジノ[YellOw]選手と、プロリーグ草創期に女性リーグのタイトルを総なめにして今現在もプロとして活動を続けるプロリーグの紅一点ソジス[ToSsGirL]選手の対決。今から4年前となる2005年に開催されたWCG韓国予選の場において、第一線で活躍していたホンジノ[YellOw]選手に対してソジス[ToSsGirL]選手は2-0の大勝利をおさめた。このニュースは当時とても大きく報じられ、その後オールスターイベントでホンジノ[YellOw]選手がリベンジを果たしましたが、勝敗は同率。イベントマッチとはいえど、この日の試合は互いのプライドもかかった大事な試合ということになる。
マジェユン vs パクヨンウク
第3試合では、SKTのコーチを経てOnGameNetでの解説員となることが決まっているパクヨンウク[Kingdom]選手と、迎え撃つはMaestroとしてプロシーンを圧巻したのが記憶に新しいマ本座ことマジェユン[sAviOr]選手。
静かなスタートからパクヨンウク[Kingdom]選手は果敢に前へ出ますが、なかなか糸口を掴むことができず。これに対してマジェユン[sAviOr]選手は断続的なプッシュを行いながらもきっちりとTemplarの数を減らす好プレイ、2000年代前半のProtossを支えたパクヨンウク[Kingdom]選手も現役選手を前にチャンス掴めず。
イムヨファン vs パクジョンソク
中盤の攻防で完全にイムヨファン[BoxeR]選手の足をつかんだパクジョンソク[Reach]選手は、最高の形で後半へと試合を繋ぐ。相手のパワープッシュを防ぐために多めのマルチ拡張も行った、がしかしこれが後に響くことになる。3rdへのダメージが少なかったのか、予想より早い段階でパワープッシュに出たイムヨファン[BoxeR]選手は、Arbiterの投入を許しながらもユニットパワーで圧倒。その後も丁寧にEMPを駆使して、逆転許さず快勝しています。
対戦結果
e-STARS SEOUL 2009 Starcraft Heritage | ||
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リンク
(T)NaDa (P)Nal_rA
(Z)YellOw (T)ToSsGirL
(Z)sAviOr (P)Kingdom
(T)BoxeR (P)Reach