先週、様々なメディアやファンサイトはBlizzard本社を訪れて、開発中であるStarCraft2の最新版に触れています。そして週が明けると同時に各方面でレポートが掲載されました。
全て追っていくと膨大な量となってしまうことから、私の時間の都合上でそれらの中から注目のトピックをピックアップしてみました。細かい点で気になることを見つけた方は、どうぞコメント欄でみんなとシェアしてくれると助かります。詳細は以下より!
新型Battle.Netについて
Battle.Netのソーシャルネットワーク面においては「Blizzard Entertainmentという会社は、WarcraftIII/Steam/Facebook/Myspace といったさまざまなソーシャルネットワーキングを深く理解している。これら知識をもとにプレイヤー達のコミュニティ形成を助ける機能を考えているが、それは部分的なものではなくもっと大規模なものとなるであろう」という旨が語られたようで、Battle.Netの新機能に絶対の自信を持っていると考えられる。
マップエディターについて
エディターが自ら独自のキャンペーンを作成することすら可能としている。しかしながら、もちろんそれは多大な労力を必要とする。だが、外部機能なしで「あらゆるエディティングが可能」という柔軟さを強調した。
これらカスタムマップは、いままでと違いオンライン(Battle.Net)上でより良いサポートがなされるだろうことも語られています。WarcraftIIIで登場したDotAのような世界は、今作でより加速すると考えられます。
シングルプレイモードについて
LAN機能について
これに関しては情報が錯綜していると考えられます。LAN機能の有無は依然協議中であるという情報もありますが、多くのサイトでは「LAN機能の全てはサポートされない」ということで報道されています。
新型Battle.Netの通信能力に絶対的な自信を持っているとも考えられますが、前代未聞の「LAN撤廃」となるのでしょうか。かなり注目のニュースです。
コンソール(家庭用機)への展開について
家庭用ゲーム機で競技向けRTSをプレイする需要について疑問視すると同時に、StarCraftIIを家庭用ゲーム機で展開することについて「可能性はゼロパーセントだ」と明言しています。過去にオリジナルStarCraftをNintendo64に移植した経験もあるBlizzardですが、「動作はするし遊ぶこともできる、しかし操作性に致命的な差がありすぎる」としている。この点については驚きはないでしょう。
リプレイ機能について
これらの機能なしに、10年以上もの間ずっと衰えることなく新しいビルドが開発されてきたStarCraftですが、このような詳細な数値的データが可視化されることにより、まだまだ別の次元に踏み込むことが考えられます。
公式Techツリー
今回初めて公式なTechツリーが公開されています。まだ開発中であることから、これが最終バージョンと確定するのはまだ早いかもしれませんが、オフィシャルに公開されたということは確実に完成が近いということでしょう。
リンク
IncGamers – StarCraft II Developers Interviewed
IncGamers – StarCraft2 gameplay video
IncGamers – 31 New StarCraft Screenshots And Artwork
TeamLiquid.net – A Thorough Examination
SC2GG – Newly Released Observation Features in Starcraft 2
Starfeeder – New Starcraft 2 Tech-Trees
nazomen
2009年6月30日 at 12:05 AM
lurがHiveでのユニットになったのか。
ところでPのツリーが変なんだけどきっと修正されるよね。
sugeo
2009年6月30日 at 12:29 AM
http://www.gosugamers.net/s…
ベータには含まれないが「マルチプレイへのチュートリアル」的な要素は別途用意されるようです。独立したゲームモードとしてパッケージに含まれるんですかね?