上手くいけば3:0もしくは3:1を予想していた
『arena MSL 2008』決勝戦でチームメイトのパクジス[Never_V_](T)に完敗し準優勝にとどまったイジェドン[n.Die_jaedong](Z)が、『GOM TV Classic』で優勝を果たし、あのときの悔しさを慰めた。
10日午後6時、新道林テクノマート11階グランドボールルームで開かれた『TG三宝Intel Classic』決勝戦で、イジェドンは3:0でイヨンホ[Flash](T)を破り、ライバル対決で完勝を収めた。
以下は、イジェドン選手との一問一答。
-3:0で勝利を収めた感想は
▲練習を非常にたくさんしたと自負している。テラン戦も自信があったし、マップも僕が考える最上級のシナリオどおりに抽選された。最近は競技もなかったし、イヨンホ選手より有利な状況で準備できたと思う。準備をきちんとしたから、勝利を収めることができた。
-3:0勝利を予想していたか
▲相手のオーダーを予想して戦略を準備し、競技が上手くいけば3:0もしくは3:1を予想していた。でも放送競技だから、ひょっとしたらどうなるかわからないとは思っていた。
-1、2セットで2ハッチェリー後、レアオーダーを使用したが
▲1セット目は、無条件に1バラックダブルだと確信して競技を準備した。イヨンホ選手がバイオニックに自信を持っていて、何かやってやろうという気持ちで競技に臨むんじゃないかと思った。その点を逆に利用した。2セット目もやはり同じだった。2ハッチェリー後、ザーグリングではなくミュータリスクで勝負をつけようと考え、ザーグリングを先に見せておいて油断させるよう仕向けた。もともと準備してきた運営があったが、1セットで圧倒的な勝利を収めたので、戦略を修正した。
-1セット目にはイヨンホがノーバラックダブルを成功させたが
▲大きな違いは感じなかった。今の今まで1バラックダブルコマンドだと思っていた。テックツリーがさらに遅れたから僕に有利に作用したようだ。
-3セット目はどうだったか
▲位置は悪かったが、オーダーは僕の方がよかったと思う。絶対に油断してはいけないと思っていたし、最後まで集中した。隙を見せなかったし、思いどおりの状況がつくれたので、負けない自信があった。
-MSL決勝戦での敗北が刺激になったのか
▲あのときの敗北のショックは、それほど大きくなかった。練習はたくさんしたけれどコンディションもよくなかったし、競技が上手くいかなかったという感じを受けた。あのときの敗北で特に刺激を受けたというわけではない。ただ新たなチャンスだと思い、新たな気持ちで準備しようと努力した。
-賞金はどのように使うつもりか
▲チームメイトたちに一度おごってあげたいと思う。特別に何に使うという考えはしていなかった。
-ライバル対決で完勝を収めたが
▲スコアは3:0だが、競技の準備過程、内容、緊張度は相当なものだった。完勝をすることはしたが、僕が有利な状況で競技を準備したと思う。これからもたくさん対決して、面白い競技ができたらいい。
-今後の抱負をひとこと
▲インタビューでよく言っていたことだが、優勝したからといって終わるわけではない。次にやって来るシーズンも非常に期待している。優勝者の立場だから負担になるのは事実だけれども、この状況を楽しもうと努力している。下半期シーズンでも初心を忘れなければいい結果がもたらされると信じている。
-最後に言いたいことがあるなら
▲準備をしている間、うちのチームは休暇期間だった。テランの練習生キムミニョク選手がたくさん手伝ってくれた。競技では使えなかったが、オーダーを考え出してくれたキムギョンモ[KT.MGW)GGaeMo]選手(Z)に感謝している。以前MSLで4ドローンをやったのもキムギョンモ選手のオススメだったが、インタビューのとき言えなかった。それからいっしょに悩んでくれたコーチと、Wemadeのイユンヨル[NaDa](T)、パクソンギュン[InteR.Mind](T)、キムソンジン[Pepe](T)選手にもありがとうと言いたい。
情報元・・・FOMOS