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StarCraft II

昨年の雪辱なるか?日韓戦JAPAN ALL STAR vs CJ Entus観戦会場レポート

CJ Entus

2014年5月27日(火)、e-sports SQUARE AKIHABARAにて『StarCraft2日韓戦JAPAN ALL STAR vs CJ Entus』が開催されました。今回も私スイニャン(shuiniao)が取材を行ってまいりましたので、会場レポートをお届けします。

 

昨年10月に続き2度目となる日韓戦ですが、今回のイベントはパブリックビューイングのみならずJAPAN ALL STARがe-sports SQUAREに集結しました。対戦相手であるCJ Entusは韓国の宿舎で行うため、対戦はオンラインになります。

nazomen t1wec

JAPAN ALL STARのメンバーはDetonatioN所属のCriMsoN選手、vaisravana選手、t1wec選手の3名と、新年度から晴れて関東勢となったnazomen選手の4名です。実況解説はおなじみのharuno氏、zer0cal0rie氏のコンビで行われました。平日ということもあり観客は若干少なめでしたが、日本トップクラスの選手らが韓国プロと戦うところをぜひ見たいという熱烈なファンたちが集まりました。昨年は0:5でCJ Entusの圧勝という結果に終わりましたが、今回はJAPAN ALL STARの雪辱なるか、注目です。

haruno zer0cal0rie

第1セットは< Frost >で行われたCriMsoN(P) vs effort(Z)の対戦です。序盤にオラクルハラスを行ったり中盤でストームを決めたりとかなりの見せ場を作ったCriMsoN。しかしeffOrtはスワームホストやコラプターを駆使してCriMsoNに応戦します。その後順調にベースを増やしクリープを伸ばしたeffOrtが底力を見せ勝利しました。

CriMsoN

続く第2セットはvaisravana(Z) vs sKyHigh(T)で、マップは< King Sejong Station >。sKyHighは序盤からリーパーやヘリオンでハラスを仕掛けます。リングを多数削られたvaisravanaはダブルリングやミュータで懸命にディフェンスしますが、最終的に複数ベースへのマルチタスク攻撃を行ったsKyHighが勝利しました。

vaisravana

< Habitation Station >で行われた第3セットはt1wec(T) vs Sora(P)の対戦。試合開始直後、t1wecがコマンドセンターを浮かせリッチミネラルにベースを移動させる大胆な戦略に出ます。その後も相手ベースにドロップで攻撃を仕掛け、ワーカーキル21体を果たすなど大健闘。しかし相手の巧みなマイクロなどで徐々に押されGG。結局Soraが勝利を果たしました。

t1wec

そして第4セットはnazomen(P) vs GuMiho(T)、マップは< Alterzim Stronghold >です。序盤にダークを準備したnazomen。その攻撃は上手くいかなかったもののGuMihoの攻撃に対し素晴らしいディフェンスを見せます。勢いに乗ったnazomenがさらに攻撃を仕掛けますが、GuMihoが素晴らしいディフェンスでサプライをひっくり返し、そのまま押し切ったGuMihoの勝利となりました。

nazomen

そして第5セットは< Waystation >で2v2の対戦が繰り広げられました。JAPANチームはCriMsoN(P)とvaisravana(Z)、対するCJチームはherO(P)とBunny(T)のマッチアップです。序盤、JAPANチームの作戦が功を奏し、herOのベースを割ることに成功します。しかしBunny がマリーン・マローダー・メディバックの怒涛の攻撃でvaisravanaのベースを割ると、そのまま巧みなマイクロでJAPANチームに競り勝ち、CJチームの勝利となりました。

 

スコア上は0:5で今回もCJ Entusの勝利となったものの、昨年よりも全体的にJAPAN ALL STARの健闘が見られ、非常に見ごたえのある試合内容となりました。今回CJ Entusの選手はプロリーグ等の準備で多忙のため残念ながらコメントをいただくことはできなかったのですが、昨年よりはひやっとする場面もあったのではないでしょうか。JAPAN ALL STARの選手からは今回の日韓戦の感想を聞いてみましたので、以下からお楽しみください。

JAPAN ALL STAR

CriMsoN選手

普段プロリーグで見ていることしかできなかったeffOrt選手と試合ができて、望外の幸福でした。実際に対戦してみて、相手の高い技術を実感できてよかったです。このような機会を与えてくださったDetonatioNに感謝します。

 

vaisravana選手

2セット目の個人戦は今回まったく見せ場がなく残念な結果になってしまいましたが、5セット目の2v2はCriMsoNさんが戦略を考えてくれて形になりました。あのベイン攻撃で前回のリベンジが果たせたと思います。今回もまたe-sports SQUAREとDetonatioNのおかげでこのようなイベントが開催されてうれしいです。とても楽しかったですし今後につながるやる気が持てたので、これからもハイレベルを目指して頑張りたいです。

 

nazomen選手

SC2のこういった舞台で韓国のプロと試合をしたのは初めてだったので、すごく面白かったです。ゲーム内容はいいところまでいけたと思ったのですが、GuMiho選手の基礎力にやられてしまいました。次回またこういった機会があればしっかりと練習をして試合に臨みたいです。最後になりますが、今回練習につきあってくれたAlbion、PSiArc両氏に感謝の言葉を伝えたいです。

 

t1wec選手

StarCraft: BroodWar時代からCJ Entusが好きだったので、試合ができて光栄です。惜しいところまでいけたと思っているので、そのチャンスをしっかりつかめるようになりたいです。今回AlbionさんとPSiArcさんが練習を手伝ってくれて感謝しています。プロと試合ができ、StarCraft2をやっていて良かったと思いました。ここまで来れたのもnazomenさんのおかげです。

JAPAN ALL STAR

そして試合終了後にプレゼント抽選会が行われ、計4名の観戦者がSC2関連グッズを手に入れました。おめでとうございます!

140528-10

 

[StarCraft Times Hiromi Mizunaga(スイニャン) info@sc-times.net]

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  1. Pingback: 【SC2】日韓戦 JAPAN ALL STAR vs CJ ENTUS | DetonatioN

  2. Pingback: 「StarCraft2 日韓戦 JAPAN ALL STAR vs CJ ENTUS」-日本人の挑戦 | Hearthstone Journal(ハースストーン・ジャーナル)

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