11月30日付けでEGとのレンタル契約が終了したイジェドン[Jaedong]がJinAirには戻らない。
韓国eスポーツ協会(KeSPA)はイジェドン[Jaedong]と話し合いの末、JinAirと契約しないことで合意した。今後イジェドン[Jaedong]はどのチームとも自分の望みどおりに自由に交渉することができ、KeSPAはすべての権限をイジェドン[Jaedong]に一任したと伝えた。
イジェドン[Jaedong]は昨年11月、Team 8(現JinAir)所属として海外チームであるEGにレンタルされた。したがってレンタル契約が満了した今年11月30日、イジェドン[Jaedong]は元の所属であるJinAirに戻らねばならなかった。しかしKeSPAはイジェドン[Jaedong]の意思を尊重してさまざまな可能性を広げたうえで、協議を通じて再契約しないという結論を出したことが分かった。
KeSPAのクマテ氏は、「イジェドン[Jaedong]と8月から再契約について話し合っていた」と言い、「その過程でイジェドン[Jaedong]の意思を尊重し、最終的にJinAirには戻らないという結論を下した」と伝えた。また、「今後どこと契約するかなど、すべての権限はイジェドン[Jaedong]が持てるように配慮した」と述べた。
もともとレンタルされた選手は、移籍などすべての権限を現所属チームが持つようになる。すなわちイジェドン[Jaedong]の移籍交渉などは、現在JinAirを管理しているKeSPAが持つわけである。しかしKeSPAは今後イジェドン[Jaedong]の契約等には一切干渉せず、イジェドン[Jaedong]が自分の意のままにすべてのことができるよう配慮する予定だ。
JinAirに戻らないイジェドン[Jaedong]がEGに電撃移籍になるのか、それとも第3の企業を選択することになるのか、今後の動向に関心が集まっている。
[デイリーeスポーツ イソラ記者 sora@dailyesports.com]
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