◇Woongjin Starsのキムユジン[sOs]、『WCS Global Finals』優勝後のトロフィーキス
（OnGameNetの放送画面キャプチャー）
Woongjin Starsのキムユジン[sOs]が、EGのイジェドン[Jaedong]を破りStarCraft 2の世界チャンピオンになった。
キムユジン[sOs]は10日（韓国時間）、アメリカのアナハイムコンベンションセンターで開かれた『WCS Global Finals』決勝戦で、EGのイジェドン[Jaedong]に対しさまざまな戦略を駆使して揺さぶりに成功、4:1でたやすく相手を下し世界チャンピオンに輝いた。
キムユジン[sOs]は今大会であまり注目されていなかった。チームメイトのキムミンチョル[Soulkey]がWCSポイント1位で今大会の出場が決まったことにより優勝の可能性が最も高い選手として注目され、チェソンフン[Polt]やイジェドン[Jaedong]などAMで良い成績を収めた選手たちが多大な人気を集めるなど、キムユジン[sOs]に関心を持つ人はほとんどいなかった。
そのせいか、キムユジン[sOs]はメインステージに立つことができなかった。ベスト16、ベスト8ともにバックステージで試合を行わなければならず、注目されなかった。それでもキムユジン[sOs]はベスト16でWCS AM優勝者であるソンヒョンドク[HerO]を倒し、ベスト8ではAM最強のチェソンフン[Polt]を破ってベスト4に勝ち上がった。
ベスト4でもキムユジン[sOs]は『WCS Season 2 Finals』優勝者であるチェジソン[Bomber]を相手に3:1で勝利し、決勝戦に進出した。チェジソン[Bomber]の攻撃的な動きを冷静にディフェンスしたキムユジン[sOs]は、後半のぶつかり合いで相手を圧倒し決勝に勝ち上がった。
決勝戦でもアメリカのファンたちがイジェドン[Jaedong]を圧倒的に応援する中、キムユジン[sOs]は平常心を失わなかった。むしろ第1、第2セットでキャノンラッシュをしてイジェドン[Jaedong]を混乱に陥れ、第3セットは取られたものの第4、第5セットで準備してきた戦略を正確に使い4:1で優勝を果たした。
キムユジン[sOs]には優勝賞金10万ドルが与えられた。
[デイリーeスポーツ ナムユンソン記者 thenam@dailyesports.com]
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