『World Championship Series（WCS）Season 2 Auction All Kill StarLeague』で最年長ベスト4記録を打ち立てたチェジソン[ST_Bomber]がファイナルで頂点に立った。チェジソン[ST_Bomber]は8月26日（韓国時間）に行われたイジェドン[EG_Jaedong]との決勝戦において4：0で勝利を収めた。チェジソン[ST_Bomber]は2011年の『Major League Gaming （MLG） Raleigh』以来3年ぶりに頂点に立ち感動をかみしめた。
Q 優勝した感想は。
A とりあえず2年6か月ぶりに優勝できて感激している。それに加えてグローバルファイナル進出も確定し、さらにうれしい。
Q イジェドン[EG_Jaedong]が決勝に上がって来るだろうと予想していたか。
A 試合を見たら、イジェドン[EG_Jaedong]選手がプロトスを圧倒して勝利していた。だから上がってくるだろうと考えていた。
Q 決勝戦の準備はどのようにしたか。
A 準備する時間がなかった。ユンヨンソ[Liquid`TaeJa]とのベスト4が終わった後、1時間足らずで決勝戦を戦った。頭の中で戦略を組むのに力を注いだ。
Q 今日の試合ではバイオニックを中心にプレイしていたが。
A HotSになってメカニックはザーグに対して効率が落ちた。だからバイオニックでプレイし、うまくいったようだ。
Q 他のテランと違ってザーグ相手にハラスをしなかったが。
A 手の動きが遅いため、ハラスをするとかえって被害を受けてしまう。
Q 4：0勝利を予想していたか。
A 4：0で勝利できるとはまったく思っていなかった。もし優勝できるなら4：2あるいは4：3で勝つだろうと思っていた。 3：0の状況でも4セット目のマップが良くなかったので、油断せず試合に臨んだ。
Q スターリーグ最年長ベスト4からファイナル優勝まで、特別な思いがしたのでは。
A スランプ期間が長かったからか優勝への思いが切実だった。韓国ではベスト4で敗退したが、ファイナルで頂上に立ててよかったと思う。
Q 今大会で一番大変だったのは。
A ベスト8のSasha Hostyn[Acer_Scarlett]との戦いが一番大変だった。それ以外の対戦は自信があったので問題なかった。
Q WCSポイントで1位になったが。
A 正直1位になれるとは夢にも思っていなかった。信じられない。これから残りの大会でも良い成績を収めたい。
Q ザーグ戦で弱さを見せていたが、今回克服したのでは。
A 練習のときは上手くいっていたが、おかしなことに放送では不振だった。今大会をきっかけに今後は放送でも良い成績を期待してもよさそうだ。
Q イジェドン[EG_Jaedong]との試合はどうだったか。
A 正直、イジェドン[EG_Jaedong]選手のスタイルをあまり知らなかった。攻撃的なプレイをしてくるだろうと思ったが、意外と守備的にプレイしていたようだ。自分がザーグ戦に弱いと思われて、むこうは安全策をとっていたようだった。その点がうまく作用した。
Q 何か言いたいことは。
A 不振だったときも応援し続けてくれたファンにありがとうの言葉を伝えたい。また、両親が積極的にサポートしてくれている点も感謝している。
◆World Championship Series（WCS）Season 2 Final決勝
チェジソン[ST_Bomber](T) 4－0 イジェドン[EG_Jaedong](Z)
1SET ST_Bomber(T7) 勝－負 EG_Jaedong(Z5) < NewkirkRedevelopmentPrecinct >
2SET ST_Bomber(T7) 勝－負 EG_Jaedong(Z1) < Star Station >
3SET ST_Bomber(T7) 勝－負 EG_Jaedong(Z1) < Neo Planet S >
4SET ST_Bomber(T5) 勝－負 EG_Jaedong(Z7) < Whirlwind >
[ケルン（ドイツ）=デイリーeスポーツ キムヨンウ記者 kenzi@dailyesports.com]
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