2013年7月26日、フランスのVivendi Universalを親会社としていたActivision Blizzardは、自身を総額81億7千万ドル(約8,200億円)で買い戻し、独立会社になったと発表しました。
独立後は、ActivisionのCEOであるBobby Kotick氏が、Activision BlizzardのCEOを引き続き担当し、共同会長のBrian Kelly氏は会長に就任する見込みとのことだ。
近年、所有部門の売却が数多く噂されていたVivendi Universalですが、ようやくBlizzard Entertainmentが、身売りでなく自分自身の買い戻しという形で動いた。これにより各国の資産家が見る同社に大きな影響が出そうだ。
現在、Diablo・StarCraft・WoW・CoDといった巨大ブランドを持つActivision Blizzardは、独立後も30億ドル以上の資産が残るという事実が明らかにされており、ゲーム会社としてだけでなく、1つの企業として圧倒的な規模感を有するということが、数字から容易に伺える。大空へと羽ばたいた巨人による、次の一手に注目です。
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Activision Blizzardが約8,200億円を支払い親会社のVivendi Universalから分離独立へ – Game*Spark
「Activision Blizzard」が計82億ドルでVivendiから自身を買い戻し独立 – dooope!