『Battle.Net』のデスクトップランチャーアプリケーションのβテストが開始され、その模様が英語圏の人気実況者HuskyStarcraftによって動画投稿されています。
このアプリケーションでは『Battle.Net』だけでなく『World of Warcraft』『Diablo III』『StarCraft II』などのランチが可能なようで、それぞれのタブが用意されている。
ユーザーへの露出メディア化がキモ
このアプリ自体は何の変哲もないただのランチャーだが、大きなポイントは、Blizzard Entertainmentの持つ圧倒的なユーザー数を前にすると、ただのランチャーがひとつの『メディア』になってしまうところだろう。これによってアップデート情報などだけでなく、各タイトルのイベント、Blizzardの大型イベント、サードパーティーが運営する大規模な大会など、そういったものを実際のプレイングユーザーへ向けてダイレクトに届けることが出来る。これによって、例えばBlizzardが、自社の大会を強くプッシュしたり、提携している大型大会GSLなどを優遇して露出するなど、よりマーケティング面でコントロール可能な範囲が大幅に拡大すると考えられる。
これによって少なくともユーザーの動きはそれなりの規模で変わっていくことが予想できるため、今後の展開が気になるところです。