もはや恒例のイベントとなった『Starcraft Times BarCraft』が、2012年12月2日(日)にWIP代々木北口駅前店にて開催されました。第6回となる今回から観戦とプレイをミックスさせた新しい形のイベントに生まれ変わったということで、私shuiniao(スイニャン)がいつにも増して気合を入れて会場レポートをお届けしたいと思います!
会場の様子
これまで同様スクリーンは前方にありますが、今回から前面フロアの両脇に5台ずつPCが置かれ、開始から終了までのあいだ自由にSC2がプレイできるようになっていました。観戦席は前方より一段高くなっているフロアの真ん中に集められ、より一層交流のしやすいスペースになっていたようです。また後方にはこれまで同様喫煙エリアと受付と出張バーが設置されており、可愛い女性バーテンダーさん達が笑顔とともにお出迎えしてくれます。さらに今回は食事の持ち込みがOKということで、会場近くのマクドナルドやすき家、セブンイレブン等に買い出しに行く参加者も多数見受けられました。
GSL決勝戦
さて、今回観戦するのは『2012 Hot6 GSL Season5 Code-S』の決勝戦。もともとは韓国の大会ですが今回特別にアメリカ・ラスベガスで開催されるということで、時差の関係でいつもより早い午前10:30開場となりました。
決勝戦のマッチアップはコソッキョン[TSL_HyuN](Z) vs クォンテフン[MVPSniper](Z)。1セット目はHyuN選手がいきなり10プールからのザーグリングラッシュを決め勝利。その後お互いに2セットずつ取りセットスコア3:2でHyuN選手が王手をかけますが、Sniper選手もすぐさま1セットを取り返します。セットスコア3:3で迎えた最終セット。交戦ではHyuN選手が強さを見せたものの、5時に隠しマルチを取ったSniper選手が安定した資源力をもとにインフェスターハラスでHyuN選手のドローンを多数狩り、結局最後の交戦で圧勝したSniper選手が見事優勝を飾りました。
WCG決勝戦
その後すぐにプレイイベントを開始する予定でしたが、お昼休憩を取っているプレイヤーが多かったため、中国・崑山にて開催されていた『WCG2012』の決勝戦を急遽観戦することになりました。対戦カードは韓国代表ST_PartinG(P) vs フランス代表Mill.Adelscott(P)でしたが、これは大方の予想通りPartinG選手が実力の差を見せつけ、鮮やかに優勝を果たしました。
プレイイベント
nemuke選手(左上)MayOne選手(右上)vaisravana選手(左下)breek選手(右下)
ここからは1on1ショウマッチの時間です。今回は4名の招待枠が用意されており、breek(Z) vs vaisravana(Z)、nemuke(T) vs breek(Z)、vaisravana(Z) vs MayOne(P)など各種族の国内トッププレイヤーたちのショウマッチが行われました。前方スクリーンを見ながらの観戦もさることながら、各プレイヤーのプレイ画面やキーボード操作などを間近で見ることができるのは、オフラインイベントの醍醐味と言えるでしょう。さらにbreek & nemuke vs vaisravana & MayOneの2on2といった、普段なかなか見られないような面白いショウマッチも行われました。
自由時間
その後は各自プレイや交流を楽しむ時間となりました。会場で知り合った人同士でチーム戦をやったりお喋りしたり写真を撮ったりと、この時間を通じてだいぶ皆が仲良くなっていったようです。特に、最近あまり見ることのなかったsugeo氏のプレイには多くの参加者がくぎ付けになっていました。
WCG3位決定戦
17:30過ぎから再び中国・崑山にて開催されていた『WCG2012』の3位決定戦、中国代表iG.MacSed(P) vs ベラルーシ代表FXO.LoWeLy(Z)を観戦しました。こちらも決勝戦同様MacSed選手が実力の差を見せつける形で2勝をあげ、見事銅メダルを獲得しました。
プレゼントコーナー
最後にプレゼントコーナーを実施。今回は私スイニャンがGama Bearsのメモ帳とプロゲーマーのサインを5枚ご用意いたしました。Gama Bearsのメモ帳は先着順、サインは抽選で行われましたが、何と参加者の4名と主催者のsugeo氏が当選するという予想外の展開に。一部参加者からはブーイングもありましたが(笑)、抽選は公正に行われたものであることをこの場を借りて皆様にお伝えしておきます。
(左上から)MarineKing、Sen、MC、HyuNのサイン各当選者
(左下)Jaedongのサイン当選者であるsugeo氏
(右下)抽選とは関係なくnazomen選手のサインを掲げる参加者
最後に
BarCraftの告知が出るたびに、参加を迷っているという声を耳にします。地方在住の方、学校やお仕事等でお忙しい方、経済的に厳しい方など理由はさまざまですが、もしも「知り合いがいないから」というだけの理由なら是非参加をお勧めします。BarCraftで知り合いを作れば良いのです。私達はすでに「スタクラ」で繋がっているということを忘れないでください。では、次回もたくさんの方々とお会いできることを期待しつつレポートを締めくくりたいと思います。
写真・文責:shuiniao(スイニャン) @ 水長 浩美 / Hiromi Mizunaga