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WCG2011 日本予選 2次予選 観戦レポート

8月27日、横浜に位置する株式会社ソリッドレイ研究所で行われた 『WCG2011 日本予選 2次予選』 にshuiniao(スイニャン)が行ってまいりました。配信動画の録画も残っているので、試合内容よりも会場の雰囲気等に重点を置いた簡単なレポートを書き残しておきます。(画像多めですのでご注意を!) 主な写真は公式サイトにUPされていますので、そちらをご覧ください。

会場の様子

入口には受付があり、名札を受け取って出席をチェックします。チャイナドレスの可愛いお姉さんが迎えてくれました。
会場入って左側に選手席があり、全部で4席用意されていて、2ゲームが同時進行できるようになっていました。

観戦会場は3か所。mastujun実況MasterGOD解説(後にMagicpro実況、Holon解説、kurOa解説、nazomen解説も登場)の配信が行われるメインの観客席、上位プレイヤーたちがランダムに解説をしていくリラックスした雰囲気のバー、そしてHOUKOUさんの解説で観る話題の3D観客席。観戦者は、お気に入りの場所を選んで観戦することができるようになっていました。ちなみに3D観客席では、照明を落とした部屋で3Dメガネをかけて観戦します。空中ユニットがスクリーンの外に浮き上がって見え、建造物はスクリーンのさらに奥のほうに建っている感じで、普段とはまた違った不思議な味わいがありました。

開会式

いよいよあずこさんの司会進行で開会式がスタート。ソリッドレイ研究所の神部社長(omizuさん)のあいさつに続き、選手のあいさつが行われました。試合への意気込みもさることながら、自らが支援を受けているというマウスパッドをちゃっかり宣伝したHolon選手やエンターテイナーとしての目標を掲げたnazomen選手など、ユニークなあいさつで会場は盛り上がりました。

第一回戦

◆PSiArc(T) vs CriMsoN(P)

PSiArc

CriMsoN

◆Holon(Z) vs nemuke(T)

Holon

nemuke

◆Vaisravaba(Z) vs nazomen(P)

Vaisravana

nazomen

◆breek(Z) vs Pixtar(T)

breek

Pixtar

ダブルエリミネーション方式によるトーナメント戦で2名の決勝戦進出者が決まります。試合は基本的に2試合が同時進行で行われ、配信ではPSiArc(T) vs CriMsoN(P)の試合を皮切りにタイミングの合った試合を随時放送。会場は、日本全国各地から集まった熱心なスタクラファンで一杯になりました。学生からサラリーマン、女性や外国人まで実にさまざまな人々が一堂に会し、応援ボードを掲げたり突発インタビューを行うなど終始和気あいあいとした雰囲気でした。選手たちは白熱した戦いを繰り広げ、勝つ者負ける者それぞれの思いが交錯する中トーナメントが進んでいきました。

さらにニコニコ動画の公式生放送では勝者トーナメントのCriMsoN(P) vs breek(Z)、敗者トーナメントのCriMsoN(P) vs PSiArc(T)、決勝戦breek(Z) vs CriMsoN(P)の模様が生中継されました。

決勝戦

決勝戦はメイン観客席のみで行われたため、3D観客席やバーで観戦していた人たちも全員集まって日本代表決定の瞬間を見守りました。実況はmatsujunさん、解説は1セット目がnazomenさん、2セット目以降はMasterGODさんが行いました。

breek, CriMsoN

決勝戦はbreek(Z) vs CriMsoN(P)。この日二度目の対戦となりました。

1セット目は < Shakuras Plateau >。序盤、ベインリングで封鎖を突破したbreek選手は、さらにザーグリングを本陣に入り込ませることに成功。CriMsoN選手はかなりのダメージを受けるも、ヴォイドレイを生産し何とか立て直します。さらにキャリアとマザーシップを生産しサイオニックストームまで駆使して激しい戦闘を繰り広げましたが、資源が豊富なbreek選手の物量に対応しきれずGG。

2セット目は< Terminus RE >。ここではbreek選手が奇策とも言えるスパインラッシュを敢行。しかしCriMsoN選手が落ち着いてフォースフィールドを上手く貼り、ディフェンスに成功。セットスコア1-1で、勝負は振り出しに戻ります。

3セット目は < Xel’Naga Caverns >。 今度はCriMsoN選手が序盤からヴォイドレイを生産。フォースフィールドも活用しつつ、ザーグリングの攻撃を寄せ付けず安全にセカンドを回します。これに対しbreek選手は拡張を続けて資源を集め、消耗戦に持ち込みます。CriMsoN選手も粘りますが、セントリーが全て落とされたところでたまらずGG。再びbreek選手がリードします。

4セット目は < Crevasse >。後がなくなったCriMsoN選手はフェニックスを生産し、ズィーロット・ストーカー・セントリーにコロッサスを加えたの地上ユニット+キャノンを多めに召喚して守りの体制に入ります。対するbreek選手はハイドラリスク・ローチ・インフェスターの大群で攻め入りますが、CriMsoN選手の粘り強いディフェンスの前に攻めきることができません。一旦下がり再び軍を集めて攻撃に入ります。これにはさすがのCriMsoN選手も耐えきれずGG宣言し、セットスコア3-1でbreek選手の優勝となりました。

 

表彰式・打ち上げ

CriMsoN, breek, PSiArc

表彰式では株式会社テクノブラッドの崔社長から、入賞者へ表彰状と副賞のRazerゲーミングデバイスが送られました。優勝のbreek選手には、『WCG2011グランドファイナル』への参加権や渡航費が送られました。

記念撮影を終えていよいよ打ち上げのスタートです。先ほどまで選手席だった部屋が一変して美味しそうなお食事が並べられ、乾杯の音頭とともに選手も観客もスタッフも一緒になって歓談を楽しみました。また株式会社GRETECH JAPANから提供された日本未発売のSC2フィギュアの抽選会、クランごとの撮影大会などで盛り上がりを見せました。またバーの方で急遽始まった「タッチパネルDEスタークラフト」がかなり面白かったです。gosuプレイヤー達もこれにはかなり苦戦していました。

夜が更けていくにつれそれぞれが帰宅の途につき、長丁場の『WCG2011 日本2次予選』はこうして幕を閉じました。

Special Thanks

わたしは昨年同様、カメラスイッチのお仕事もしてきました。急遽カメラスイッチを手伝ってくれたTokisadaさん、取材用の写真提供をしてくださったソリッドレイ研究所とGENさん、試合の記録をしてくれたSangoriraさん、その他たくさんの方に取材協力をいただきました。どうもありがとうございました。最後に豪華な打ち上げを含む素晴らしい大会を準備してくださったソリッドレイ研究所にお礼申し上げます。

shuiniao(スイニャン) @ 水長 浩美 / Hiromi Mizunaga

3 Comments

3 Comments

  1. 匿名

    2011年9月5日 at 12:02 AM

    去年に続き素晴らしい大会でしたね。
    大会を形作ってくれたすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
    それにしてもみなさんノリノリで素敵!
    まさか写真でMC vs MMAとは・・・(笑)

  2. shuiniao

    2011年9月5日 at 8:29 AM

    写真のポーズはわたしがGSL取材を通じて韓国のeスポーツ記者さんたちから学んだものです。撮影に協力してくれた選手の皆さんにもお礼言わなきゃいけなかったですね。
    でもバタバタしていて、breek選手だけ撮り忘れてしまったんです>< 幸い代表になってくれたので、東京ゲームショウで必ず撮ってきますw

  3. 匿名

    2011年9月10日 at 2:28 PM

    なんと、ポーズは元々あちらでも記者の方の要望なんですか。
    楽しいので私は大好きなんですが、
    選手の皆さんはちょっと照れたかもしれませんね(笑)
    協力して試合外でも楽しませてくれた選手の皆さんありがとうございます。

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