SC2は心が折れた分だけ強くなると僕は信じています
7月7日に開かれた 『SteelSeries KoTH SC2』 で、Meitan選手がMenasor選手を倒して7週連続キングの座を守り、breek選手に続き2人目の殿堂入りを果たしました。
以下はMeitan選手との一問一答。
-breek選手に続き2人目の殿堂入りを果たした感想はいかがですか。
まずbreek君の期待に応えられてよかったと思います。時間がない中で、効率よく練習するために付き合ってくれたAshさんやPSiArcさんbreekさんnemukeさんに感謝したいです。
-これまでどのように準備をしてきたのか聞かせてください。
始めのころは、ラダーを回していただけでした。勉学のほうに身を入れるようになってからは、休日2、3時間と試合開始直前の1時間でカスタムゲームを回していました。特にnemukeさんとの試合の準備の際には、前日の水曜日にも1時間ほど練習をして整えました。
-具体的にはどんな練習をしましたか。
次の対戦相手の種族をメインとしているプレイヤーにカスタムゲームをお願いして、その選手の特徴や今の自分の使ってるオーダーについての意見を聞いたり僕の苦手なプレイの練習に付き合ってもらうなど、いろいろ手伝ってもらいました。
-では今までで一番印象に残っている試合とその理由を教えてください。
nemukeさんとの試合ですね。試合の前に相当練習していたのを耳にしていたのでどれぐらいゲームを回したのか聞いたところ、60ゲームと返事が返ってきたのでとても驚きました。試合ではなかなかいいプレイをお見せできなかったのですが、ゲームを重ねるにつれてドロップの対処に慣れてきたので、一番最後のMetalopolisでのゲームはとてもいいゲームになったと思います。
-今回Menasor選手に勝てば殿堂入りということで、心理的に影響はありましたか。
今までの試合はプレイしたことのある選手や名の聞いたことのある選手が多かったのでカスタムゲームとラダーで練習していましたが、今回は相手の情報が極端に不足していたので、今までの練習に加えてプロのリプレイをあさってました。心理的にはいつもと変わらなく緊張もしなかったのでよかったと思います。
-具体的にどのプロゲーマーのリプレイを参考にしましたか。
GOSU GAMERSに載っているリプレイの中から、ZvPかつプロトス勝利のものを参考にしました。本当は自分に合ったプレイスタイルのプロ一人に固執して見るのが一番ベストですが、僕の場合はあんまり合ってるプレイヤーがいないので、いろいろな選手のいいところをちょこちょこつまんできてるぐらいです。昔のHuk選手のプレイスタイルは合ってるんですが、今のプレイスタイルは次元が違うので今の自分には難しいですね。
-では今日の試合の話に戻りますが、どの時点で殿堂入りを直感しましたか。
はじめの1ドローン+ザーグリングでのズィーロット崩しが失敗したあたりです。その後セカンドベースを確認したときに建設途中だったので、ここで勝利を確信しました。
-賞金1万円の使い道はどうしますか。また、副賞のSteelseries製品は何を選ぶか決まっていれば教えてください。
steelseriesのヘッドホンがほしくて参加しました。というのは、自分のいま使っているオーディオテクニカのヘッドホンが大分痛んでいるので、これを機に変えようと思ったからです。1万円は前のSJCの賞金と一緒に貯金になると思います。将来的にまたPCを新調するための軍資金ですね 😀
-キングまたは殿堂入りに挑戦する選手たちにアドバイスをお願いします。
ラダーマップが少ない分、カスタムをベストな選手と回すことがとてもいい練習になると思います。今回は僕が殿堂入りしたので、次はAshさんに期待しています。
-応援してくれたファンへのメッセージと、今後の目標を聞かせてください。
本当に多くの人から祝福の言葉を頂いたので、応援してくれた方全員に感謝したいです。今後は受験勉強が本格化するので、ゲームをする時間がほぼなくなると思います。それで既存の選手やWCGに出場する選手のお手伝いができたらいいと考えています。受験後の復帰はまだわかりません。腕がなまってなければ、カスタムたくさん回してまた顔を出します。
-最後に何か言いたいことがあればどうぞ。
対戦してくれたすべてのチャレンジャー、カスタムを回してくれた選手、応援してくれたみなさん、解説や実況でお世話になった人すべてに感謝したいです。SC2は本当に心が折れますが、折れた分だけ強くなると僕は信じています。KoTHに関しては、もっと多くのチャレンジャーが参加してくれるといいなと思いました。みなさん、どんどんKoTHを盛り上げていきましょう!gl hf gg xD thx for reading <333
shuiniao(スイニャン) @ 水長 浩美 / Hiromi Mizunaga