来シーズンのチャンピオンもIM
2月10日に行われた『2011 GSTL Feb.』決勝戦で、IMがSTARTALEを5:4で破りGSTL初優勝を果たした。
以下はカンドンフン監督とイムジェドク[IMNesTea]選手のインタビュー。
▲チームリーグ優勝を果たした感想は。
監督 – とてもうれしい。イムジェドク[IMNesTea]選手とチョンジョンヒョン[IMMvp]選手が個人リーグで優勝したときよりうれしい。チーム全体の雰囲気も良くなった気がする。これからもこのようなチームリーグがもっとたくさんできたらいいと思う。そして今回の優勝をきっかけに、他の選手たちも活躍してもらえるといい。
NesTea – 個人優勝とはまた違うチームリーグで優勝できてとてもうれしいし、試合をしめくくることができて良かった。
▲今日のエントリーで一番重点を置いたことは何であったか。
監督 – とりあえずチョンジョンヒョン[IMMvp]選手とイムジェドク[IMNesTea]選手をいつ起用するかがポイントだった。 第1セットでパクギョンラク[IMJunwi]選手が負けて困ってしまったが、チェヨンファ[IMYongHwa]選手が2キルを果たしてくれて安定した状況になった。なぜならチョンジョンヒョン[IMMvp]選手が早く出たら、パクヒョヌ[ST_GgoBooGie]選手がスナイピングカードとして出てくるだろうと予想していたからだ。だからといってイムジェドク[IMNesTea]選手を早くだしたら < Lost Temple > でチェジソン[ST_Bomber]選手が出てくることも予想していたので、色々と悩んでいた。ザーグがあまり出ておらずファンの皆さんの要請も多かったことから、ザーグの起用も増やした。
▲強力な二選手のおかげでチーム運営が楽なのでは。
監督 – 二選手のおかげで、先に出る選手たちが負担を感じずに試合をすることができた。
▲今回のGSTLで最高の収穫はプロトス選手の発掘だったのでは。
監督 – その通りだ。チェヨンファ[IMYongHwa]選手は新マップが発表されるやいなや、新マップの練習に突入した。アンサンウォン[IMSeed]選手は実はソンジュンヒョク[oGsInca]選手を狙ったカードだったのだが、放送試合で活躍を見せてくれた。そしてまだ出していないパクヒョジョン[IMPippi]選手も強い選手だ。
▲初めての出場が決勝戦の最後の試合だったが、負担にならなかったか。
NesTea – そんなことはない。出場は予定されていたが、ザーグが序盤に出ると選手起用が難しい。これまでも最後に準備していたが、今日初めて最後まで進んだのでは?(笑)
▲今日も出場する予定だったのか。
NesTea – 実は僕が出場しないまま優勝するだろうと思っていた。チョンジョンヒョン[IMMvp]選手が出場したセットも、僕が出るかチョンジョンヒョン[IMMvp]選手が出るか悩んでいた。チョンジョンヒョン[IMMvp]選手が自信があると言ったので、チョンジョンヒョン[IMMvp]選手を出したのだと思う。だからチョンジョンヒョン[IMMvp]選手を出場させて、僕はプロトス戦を準備した。
▲新人選手たちの活躍が目立ったが、理由は何だと思うか。
監督 – とにかく全体的に選手たちが心理的に安定しており、何より新人選手らの後ろ盾になっているチョンジョンヒョン[IMMvp]、イムジェドク[IMNesTea]選手を見てしっかり試合に臨めたと思う。
▲新マップでザーグのプレイを期待していたのでは。
NesTea – 初めは期待して新マップをプレイしていたが、ちょっと違うなと思った。< Crevasse > や < Crossfire SE > のようなマップでは、ザーグでプロトスに勝つのが難しくなった。 < Terminus RE > と < Tal’Darim Altar > も同じだ。個人的には < Terminus RE > なら、テラン相手にそこそこやれそうな感じだ。
▲これからは優勝カップを守らなければならないチャンピオンの地位だが。
監督 – その通りだ。しかし我々はまだまだだ。種族別にトップの実力を誇る選手が一人ずついなければならないと思う。だからチョンジョンヒョン[IMMvp]選手を補佐するテランの選手を育てている。プロトスラインが少し弱いので補強している途中でもある。こっそり育てている選手たちもいる。今は公開できないが、一生懸命練習している。アンサンウォン[IMSeed]選手がGISADO連勝戦に出なかったのも、秘密兵器だったからだ。秘密兵器は3人ほどいる。その中に、チョンジョンヒョン[IMMvp]選手やイムジェドク[IMNesTea]選手のように成長する可能性のある選手が一人いる。
▲今年開催された個人リーグとチームリーグ両方で優勝したが、次の個人リーグも自信はあるか。
監督 – 自信はある。次のGSL決勝戦は、チョンジョンヒョン[IMMvp]選手とイムジェドク[IMNesTea]選手の決勝戦になると思う。選手たちを可愛がりすぎだと言えるかもしれないが、途中で対戦することにならなければ二人の決勝戦を確信している。
NesTea – ザーグの核心はマップだ。良いマップさえ出れば勝てると思うが、カンチョウォン[sanZenith]選手を指名するんじゃなかったと思っている(笑)
▲今回のチームリーグ優勝がスポンサー決定の役に立つと思うか。
監督 – チームリーグも優勝し、個人リーグも優勝した。最高のチームとして見られる地位に到達したと思っている。このような良いチャンスをなぜ掴んでいただけないのかわからない。多くのスポンサー企業がさまざまな理由で決定を延ばしているが、今回のチームリーグをきっかけに上手くいきそうな予感がする。
▲最後に言いたいことは。
監督 – 妻がいろいろな部分で手助けしてくれた。今回のチームリーグでも選手たちの夜食をつくってくれたり、選手たちの生活の部分は全て妻が世話をしてくれたのでとてもありがたかった。妻にありがとうの言葉をこれまで伝えられなかったが、今回ありがとうと愛してるの言葉を伝えたい。そしてもっと一生懸命頑張って気持ちに応えたい。
NesTea – 今日は、パクギョンラク[IMJunwi]選手が実力をほとんど発揮できず残念だった。テラン戦はパクギョンラク[IMJunwi]選手がトップだと思っているが、放送試合にちょっと弱い気がする。元気を出してもらいたい。そして監督と監督の奥さんにマウスをプレゼントしていただいた。そのおかげで最後のしめくくりに成功できた気がして、とてもありがたく思っている。来シーズンも頑張って優勝できるように努力したい。
情報元・・・THIS IS GAME /
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