以前からGSL公式サイトに掲載されていたものですが、Starcraft Timesに掲載していなかったので翻訳してみました。『2011 GSL(Global STARCRAFT II League)』リーグ計画に関するまとめです。
こちらはほぼ事後になりますが『2010 GSL PRE-SEASON』の概要と合わせてご覧ください。
2010 GSL PRE-SEASONとは?
2011年から行われるGSL正規ツアーの出場選手グループを決めるオープンツアーです。
2010年末まで計3回の『STARCRAFT II OPEN』大会を行い、オフライン予選を通過した64名の本戦進出者がフルトーナメント(ベスト64~ベスト8 : Bo3 / ベスト4 : Bo5 / 決勝戦 : Bo7)を行い、1億ウォンの賞金を手にする優勝者を決めます。
『STARCRAFT II OPEN』各シーズン本戦進出者にはトーナメント成績によるポイントが付加され、2010年に行われる計3シーズンのポイントの合計で最終順位が決まります。
各等級別ポイントは、主催者側から3シーズン終了時に公開されます。
2010最終ポイントランキングを基準に1~32位の選手にCode-S、33~64位の選手にCode-Aの等級を付与し、Code-SとCode-Aの選手らは『2011 GSL Tour』の正規リーグに参加する資格を得ることになります。
情報元・・・GOMTV STARCRAFT2 GSL
2011 GSL (Global STARCRAFT II League) 計画
2011 GSLは、以下のように4つの形態で構成された計12個の大会で行われる予定です。
◆GSL
『2011 GSL』の基本大会であり、2010年に行われた『STARCRAFT II OPEN』の3つのシーズンを通じて選抜された選手らで、ベスト32のS大会とベスト64のA大会を行います。◆World Championship
グローバルSTARCRAFT II大会として、バトルネットサーバー群別に韓国、欧州、北米、中国の代表各4名によるベスト16トーナメントが行われます。◆Ladder Tournament
バトルネット最強者を決める大会であり、バトルネット上位圏200名を対象に行われ、オンライン予選通過者がベスト16ダブルエリミネーションで戦います。◆BLIZZARD CUP
ランキング上位8名を招待し、Bo5のプレーオフ方式で年間最強者を決める大会です。
GSL正規シーズン運営計画
Code-S大会運営
1. 2010GSL上位ランキング32名の選手が4人1グループで8つのグループを編成します。
2. 各グループは「GSL方式」で1~4位を決定します。
3. 各グループの1、2位はベスト16グループ別リーグに出場します。(各グループ2名 X 8グループ = 16名)
4. 各グループの4位8名は「Up&Down Match」に出場します。
5. 上記3. により決まった16名の選手は再び4人1グループで4つのグループを編成します。
6. 各グループは「GOMTV リーグ方式」で上位2名を決定します。(計8名)
7. 8名はクロストーナメント方式でベスト8から行われ最終優勝者が決まります。
8. 上位8名(ベスト8進出者)は次期大会の8つのグループのシード指定を得ます。
9. 各グループ別リーグは一発勝負、ベスト8はBo3、ベスト4はBo5、決勝戦はBo7で行われます。Code-A大会運営
1. ベスト64から決勝までトーナメント方式で戦います。
2. ベスト64~ベスト16は一発勝負、ベスト8~決勝はBo3で行われます。
3. 上位32名の選手はGroup Bに残留できる権利が付与されます。
4. 下位32名の選手は次期大会に出場するためには追加で予選を行わなければなりません。
5. ベスト8進出者は「Up&Down Match」に出場します。入れ替え戦
1. Group Sの最下位8名とGroup Aの最上位8名が出場します。
2. Group Sの選手とGroup Aの選手はそれぞれペアになり相手Groupの選手と対戦します。
3. Group Aの優勝・準優勝者はそれぞれ順番に自分の対戦相手を指名する権利を持っています。
4. 残りのGroup Sの6名とGroup Aの6名は抽選で対戦相手が配置されます。
5. 「Up&Down Match」で勝利した選手は次期シーズンGroup S、敗退した選手はGroup Aに配置されます。
6. すべての対戦はBo5で行われます。
情報元・・・GOMTV STARCRAFT2 GSL
匿名
2010年12月16日 at 2:29 AM
今ひとつ掴みかねていた、
来年のGSLの全体像とルールの把握が出来ました。
とても判りやすいまとめありがとうございます。