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新韓銀行プロリーグ 09~10 決勝戦 Starcraft Times Coverage !!

掲載が遅くなりました!8月7日に行われた『新韓銀行プロリーグ 09~10 決勝戦』KT Rolster vs SK Telecom T1の試合結果をお伝えします!試合結果はこちらからどうぞ。

proleague final

今回は『Starcraft Times』運営チームのsugeoとnokが現地にて観戦をしてきました。16時半から開始されたイベント戦では、イジェドン[Jaedong]選手とソンビョング[Stork]選手のカスタムゲームから始まり豪華メンバーによるお祭りで大いに盛り上がりました。この時点から試合会場となった釜山の広安理海水浴場は見渡す限り人だらけで熱気に充ち溢れていました。


StarCraftの決勝ではお馴染みとなった人気歌手『IU』のパフォーマンスから開始された今回の決勝戦、ライバル対決とも言われる KT vs SKT ですが、その歴史は古くイムヨファン[Boxer]選手とホンジノ[YellOw]選手のライバル関係から始まったのではないだろうか。数々の大会で栄光を勝ち取ったイムヨファン[Boxer]選手の姿はまさに SK Telecom T1 そのもの。一方、高い実力を保持しながらタイトルに恵まれなかったホンジノ[YellOw]選手は旧KTFそのものである。特にKTFはパクジョンソク[Reach]選手やカンミン[Nal_rA]選手といった超スター選手を数多く輩出しながらも優勝トロフィーとは無縁のチームだというから驚きだ。

試合のほうは序盤からダイナミックな展開となる。SKT先鋒のコインギュ[Canata]選手は前線Barrackでスタートするが、KTウジョンホ[Violet]選手はこれを見事察知。圧倒的なアドバンテージを得たウジョンホ[Violet]選手に対抗すべく、立て続けに前線Barrackで勝負をしかける・・・と思いきや、これすらもウジョンホ[Violet]選手は見事に発見し文字通りパーフェクトゲームで初戦を勝ち取った。

大事な初戦を落としたSKTelecomはキムテギョン[Bisu]選手を投入し試合をイーブンに戻しにかかる。絶対的なエース・キムテギョン[Bisu]選手は即ダークを選択し、初戦と同じく先手を取ろうと試みるが、ここでKTキムデヨプ[Stats]選手は全てを把握していたような完璧なプレイングで2ndベースを確保しつつもダークを完全にシャットアウト。どちらがキムテギョン[Bisu]選手なのか分からなくなるほどのプレイングを見せるキムデヨプ[Stats]選手に、KT応援席は大歓声に包まれた。

勢いにのるKTは第3試合にパクジス[fOrGG]選手を投入、なんとしても流れを変えなければならないSKTelecomからはドジェウク[BeSt]選手が登場。堅実な守りを見せるパクジス[fOrGG]選手に対して中盤から伸びのあるユニット展開を見せるドジェウク[BeSt]選手は、Arbiter投入後に圧倒的なラッシュ力を発揮。当たり方の悪かったパクジス[fOrGG]選手は押し返すことが出来ずに大敗。ついにSKTelecomが1勝を手にした。

しかし続く第4試合ではKTパクジェヨン[Tempest]選手がcorsair reaverオーダーで効果的にSKTイスンソク[s2]選手のscorgeを処理。決してマクロで遅れをとっていなかったイスンソク[s2]選手ですが、要所要所でのタイミングを完全に失ってしまいKTにリーチを与えてしまいます。

悲願の優勝まであと一歩と迫ったKTはここでコガンミン[HoeJJa]選手を投入、あとがなくなったSKTですが、重要なシーンではいつも結果を残してくれるチョンミョンフン[fantasy]選手に望みを繋ぎます。中盤まで両者共にマクロを意識したプレイで、度重なるラッシュを防いだコガンミン[HoeJJa]選手が良い形で後半に繋ぎこのままゲームセットかと思われた。しかし進化と拡張を急いだ上にラッシュへの対処に追われたコガンミン[HoeJJa]選手に対して徐々に差をつめていくチョンミョンフン[fantasy]選手。後半のdefilerに対しても、完全に回り切るまえに勝負をつけるチョンミョンフン[fantasy]選手らしいスピーディーなたたみかけで勝利、SKTに2勝目をもたらした。

KTとしてはもうこの選手を出すしかないでしょう。満を持して登場したイヨンホ[Flash]選手に立ち向かうのはSKTパクジェヒョク[Hyuk]選手!メックオーダーを選択したイヨンホ[Flash]選手に対してハラス対処のhydraからmutaliskオーダーを選択したパクジェヒョク[Hyuk]選手でしたが、3ガス体制からオールインラッシュへと移行。しつこいまでの偵察でそれを察知したイヨンホ[Flash]選手は万全の体制でディフェンスに集中、局地的には押し切られるシーンがあったものの全体として鉄壁のディフェンスを見せての快勝!KTは初優勝の喜びに酔いしれた。

MVPを獲得したのはイヨンホ[Flash]選手でしたが、今年の広安理ではKTのプロトスラインが非常に強力な戦術を見せたのではないでしょうか。セットスコアでリードに立っているのでSKTのオールインラッシュを容易に察知出来たであろうシーンも多く見られ、先発2人特にキムデヨプ[Stats]選手がキムテギョン[Bisu]選手を完封したのが大きく勝敗に影響するというプロリーグらしい展開が熱かった。

Blizzardとの利権問題で8月移行の各プロリーグ(特に新韓銀行プロリーグ)続行が危ぶまれている韓国e-Sports界ですが、ファンと選手で作るこれほどまでのビッグイベントが最悪な形で終焉してしまうのだけは避けなくてはならないでしょう。ぜひとも来年も広安理でプロリーグ決勝戦を観戦したいものです。

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