前・現職プロゲーマー含むeスポーツ関係者関連疑惑提起
噂はStarcraftを利用した違法ベッティングが発端となった。プロ野球、プロサッカー、プロバスケットボールなど主要スポーツをベッティングの素材として現金を賭け配当をやりとりする一部の違法ベッティングサイトで、Starcraftリーグをベッティングの素材としていたことが事件の始まりだ。
プロスポーツと関連したベッティングは、国民体育振興会法の施行令により発行が可能な「Sports toto」と特別法で許容されている競馬、競輪、競艇などが合法的なものだが、インターネットの私設サーバーを活用したスポーツベッティングはすべて違法だ。
ベッティングサイトの運営だけでも違法であるが、前・現職プロゲーマーを含むeスポーツ関係者らが関連していたという疑惑が一部コミュニティで取り上げられ、問題はさらに深刻なものとなった。
そこへ4月10日に始まったプロリーグ第4ラウンドからエントリー公開方式が既存の48時間前公開ではなく会場公開方式に代わり、韓国eスポーツ協会が「違法ベッティングサイトにeスポーツを対象と見なす例が急激に増加している状況を把握し・・・（中略）・・・エントリー会場公開が違法ベッティングの可能性を最小限にできると期待している」という内容の発表をしたことにより表面化した。
挙句の果てに、違法ベッティングをサービスしているサイトの掲示板に書かれた特定のプロゲーマーの名前が直接言及された八百長疑惑関連内容の過去ログが登場し、一部のStarcraftコミュニティでは八百長の疑惑がもたれる怪しい試合を取り上げたり、選手の実名を列挙し八百長が実在するのではないかなどの書き込みが広がった。
その後Starcraft関連コミュニティでは、試合に出場する選手のエントリーや選手らの練習試合のリプレイファイルが流出していたという内容や、特定の選手が警察の事情聴取を受けたという内容まで出てきているうえ、最近公開された4月のロスターにおける選手交替までも選手らの関連の可能性を疑うなどの噂で波紋が広がっている。
情報元・・・FOMOS
