グローバルゲーム強国であるアメリカで熟練された準備と開催成功に期待
世界最大のゲーム祝祭であるWorld Cyber Games（以下WCG）の組織委員会は、『WCG2010』のグランドファイナル開催都市としてアメリカのロサンゼルスを選定したと正式に発表した。
2010年の第10回WCGグランドファイナルを控えたWCG委員会は、開催都市選定に心血を注いだ末、世界最大規模のゲーム市場でありグローバルゲーム開発社および影響力のあるゲーム関連メディアが集結しているロサンゼルスが最も高い点数で最終確定となったことを明らかにした。
WCGが開催10周年を迎えることとなったアメリカは世界ゲーム産業の中心地であり、人口の1/4である1億2千人あまりがゲームを楽しみ、2005年と2007年のグランドファイナル総合優勝を果たしたゲームおよびeスポーツ強国。特に2004年サンフランシスコ、2007年シアトルに続き三度目のWCGグランドファイナルを誘致することになり、熟練された準備と開催成功が今から期待される。
ロサンゼルスコンベンション観光局副会長は、「今回のWCG2010グランドファイナルをロサンゼルスに誘致することにより、数百万ドルの経済効果創出を期待している」とし、「WCG10周年を控え、ロサンゼルスで全世界のゲーマーを迎える準備に万全を期したい」と抱負を述べた。
WCGのグローバル主管社であるWorld Cyber Games㈱のキムヒョンソク社長は、「ロサンゼルスは地理的条件、諸般施設および各種ITネットワーク基盤、交通など多方面の審査基準で高い点数をまんべんなく記録した」といい、「サンフランシスコとシアトルで成功裏に行われたWCG大会と同じように今回のWCG2010もまた、歴代最高の大会となることを信じて疑わない」と話した。
「Samsung電子は10年間WCGを後援してきており、これからもWCGに多くの支援をするだろう」と、Samsung電子北米総括マーケティングチームリーダーは話した。「ロサンゼルスでWCGグランドファイナルを開催することになり、それによって我々が提供する大会に必要な最新技術をゲームファンに披露できるいい機会になると思う」と付け加えた。
一方、『WCG2009』グランドファイナルは、11月11日から15日まで中国・成都で開催される予定だ。
情報元・・・FOMOS
