マップテスト7日目は再び‘審判の日(Judgement Day)’と‘銀色の翼(Silver Wing)’を使用し、KT RolsterとeSTROが対戦しました。
審判の日(Judgement Day)
第1セットはZvsP。プロトスは前線ゲートウェイを2つ建設し序盤ラッシュに向かいましたが、ザーグリングがこれを防御。さらに前線ゲートウェイ地域のパイロンを破壊し、生産できなくなったプロトスがGG宣言。ザーグのペビョンウ[815]選手が勝利しました。
第2セットはPvsT。序盤にプロトスが4ドラグーンで牽制を続け、テランはマインとシージェタンクで防御。しかしそのまま根気よくドラグーンで攻撃を続け、バラックを破壊。その後リーバードロップまで敢行したプロトスのパクジェヨン[Tempest]選手が勝利しています。
第3セットはTvsZ。安全に3ハッチェリーを取ったザーグは、ヒドラリスクでテランのヴァルチャーを落とし序盤を乗り切りました。しかしゴライアスを生産しミサイルタレットを建設したテランには、ミュータリスクの攻撃がなかなか通じません。それでも根気よく攻撃を続けたザーグのキムソンデ[Action]選手が、テランの防御ラインを突破し勝利しました。
コーチおよび選手たちの評価は、高得点ではありませんでしたが評判は良かったです。バランスにおいても、大きな問題はなさそうです。このマップの特徴として、ラッシュ距離が近く前線もやりやすいので序盤はプロトスが良いが、中盤以降はマルチがとりやすくテランが良いという話が出ていました。
銀色の翼(Silver Wing)
第1セットはPvsZ。両選手はお互いにベースを拡張しつつ戦闘の準備を行いましたが、先に攻撃を仕掛けたのはプロトスでした。ザーグの4時地域を攻撃しましたがサンケンなどに阻まれ失敗。逆にザーグがプロトスの9時地域のネクサスを破壊し、勝機を掴みました。結局、ザーグのキムソンデ[Action]選手がそのまま勝利しました。
第2セットはTvsP。序盤、テランは1ファクトリーダブルコマンドの無難なオーダー選択。一方のプロトスは早めのサードネクサス召喚を試みました。テランが入り口を塞いだにも関わらずズィーロットが入り込む事態なども発生しましたが、その後テランが全ユニットを率いてタイミングラッシュを敢行し、これが的中。ほとんどのユニットを失ったプロトスがGG宣言し、テランのキムヨンジン[Sair]選手が勝利しています。
第3セットはZvsT。テランが1バラック状態でテックツリーをあげるタイミングに、ザーグは9ドローンでザーグリングラッシュを選択。しかしテランはコントロールでこれを防ぎ、ピンチをしのぎました。しばらくしてテランがセカンドにSCVを送るタイミングに再びザーグがザーグリングラッシュを敢行し、後続のミュータリスク攻撃まで成功させたザーグのペビョンウ[815]選手が勝利を収めました。
コーチおよび選手たちの評価は、全般的に高い点数でした。前回と重複する内容ですが、無難なマップであることが長所であり短所でもあるが、バランス面も問題ないうえプロリーグマップの中にはこのような無難なマップも必要であるということで意見が一致していました。
対戦表(09月21日18:30~龍山常設競技場)
Judgement Day | ||
---|---|---|
ペビョンウ[815](Z) | 勝-負 | シンサンホ[Sangho](P) |
パクジェヨン[Tempest](P) | 勝-負 | イホジュン[Puma](T) |
キムヨンジン[Sair](T) | 負-勝 | キムソンデ[Action](Z) |
Silver Wing | ||
---|---|---|
パクジェヨン[Tempest](P) | 負-勝 | キムソンデ[Action](Z) |
キムヨンジン[Sair](T) | 勝-負 | シンサンホ[Sangho](P) |
ペビョンウ[815](Z) | 勝-負 | イホジュン[Puma](T) |
リンク
< Judgement Day > Game 1: Z vs P
< Judgement Day > Game 2: P vs T
< Judgement Day > Game 3: T vs Z
< Silver Wing > Game 1: P vs Z
< Silver Wing > Game 2: T vs P
< Silver Wing > Game 3: Z vs T