マップテスト2日目は‘アクロ(Acro)’と‘マッチポイント(Match Point)’を使用し、hite SPARKYZとWemade FOXが対戦しました。
アクロ(Acro)
第1セットはZvsP。ザーグのキムサンウク[Hogil]選手がラーカー・ヒドラリスクドロップで牽制攻撃を集中的に行いながら、ベースはサンケン・ラーカーでしっかり防御。最後は大規模ドロップでプロトスのセカンドベースを制圧し、勝利しました。
第2セットはPvsT。テランがヴァルチャーで牽制しながらタンクを集め、ドロップシップまで生産。プロトスはドラグーン・ズィーロットで勝利を狙いましたが、テランの強力なメカニックを抑えきれずGG。テランのカンジョンウ[Major]選手が勝利しています。
第3セットはTvsZ。テランのシンサンムン[Leta]選手が持ち前のレイスコントロールを発揮し、オーバーロード狩りに続きドローンも多数狩り、圧倒的な強さで勝利しました。
コーチおよび選手たちの評価は、7点と評価した選手が4名いたのに対し、シンサンムン[Leta]選手が3点と低い評価を下していました。やはりザーグが3ガスを簡単に採取できてしまう点は、プロトスのみならずテランにもきついということでしょう。またプロトス側からはそれ以外にも、本陣が狭く対テラン戦においてリコールが難しい点などが挙げられていました。
マッチポイント(Match Point)
第1セットはPvsZ。プロトスのキムハクス[Haksoo]選手が持続的にズィーロットで牽制を行い、コルセアでミュータリスクとオーバーロードを多数狩りました。さらにハイテンプラー・ズィーロット・ダークテンプラーなどを巧みに使い、勝利しています。
第2セットはTvsP。序盤プロトスがベース拡張を順調に行い主導権を握りますが、テランが丘タンクの威力でプロトスのユニットを溶かしていき主導権を奪ったかと思われました。しかしダークテンプラーを活用したプレイでプロトスのイヨンホ[Lucifer]選手が盛り返し、勝利を果たしました。
第3セットはZvsT。ザーグのキムサンウク[Hogil]選手がザーグリングを活用してテランのマリーンの数を減らすと同時にエンジニアリングベイの建設も遅らせ、ミュータリスクがSCVを多数狩ることに成功。その後ディファイラーを追加したラーカー・ザーグリング体制にウルトラリスクまで生産し、圧勝しています。
コーチおよび選手たちの評価は、全体的に比較的高得点でした。攻撃ルートが多く、ダイナミックな競技が繰り広げられるだろうと見られています。問題としては、ザーグが3つ目のガスが取りにくい点が挙げられていました。
対戦表(09月08日18:30~龍山常設競技場)
Acro | ||
---|---|---|
キムサンウク[Hogil](Z) | 勝-負 | イヨンホ[Lucifer](P) |
キムハクス[Haksoo](P) | 負-勝 | カンジョンウ[Major](T) |
シンサンムン[Leta](T) | 勝-負 | キムジュノ[Hero](Z) |
Match Point | ||
---|---|---|
キムハクス[Haksoo](P) | 勝-負 | キムジュノ[Hero](Z) |
シンサンムン[Leta](T) | 負-勝 | イヨンホ[Lucifer](P) |
キムサンウク[Hogil](Z) | 勝-負 | カンジョンウ[Major](T) |
リンク
< Acro > Game 1: Z vs P
< Acro > Game 2: P vs T
< Acro > Game 3: T vs Z
< Match Point > Game 1: P vs Z
< Match Point > Game 2: T vs P
< Match Point > Game 3: Z vs T
nazomen
2009年9月21日 at 5:50 AM
また修正点を見つけました。
Match Pointでの種族の組み合わせが
第2セットと第3セットで逆になってるみたいです。
しかし3つめのガスが取り易すぎるとZが有利で
逆に取り難すぎると不利になると。
新mapの調整は難しいね。
shuiniao
2009年9月21日 at 9:40 PM
たびたびすみません。修正しました!
ありがとうございます。
バランスのいいマップを作るのは難しくないらしいですが、そうすると全部似たり寄ったりになってしまうので、マップのコンセプトを生かしつつ調整っていうのが難しいみたいです。