掲載が遅くなり大変申し訳ありません。8月22日にオリンピック公園フェンシング競技場で行われた『バッカススターリーグ2009』決勝戦の結果をお伝えします。
ベスト4で見事に勝ち上がってきたのは、ゴールデンマウス獲得を目指すHwaseungのイジェドン[Jaedong]選手と、チームキルを制し初の決勝進出に成功したhiteのパクミョンス[Yellow]選手でした。金大中元大統領の逝去により祝賀公演の急遽中止や、イジェドン[Jaedong]選手のFA宣言などで揺れる中、スターリーグ初のZvsZの対決は大きく注目を集めました。
多戦制において、機先を制するという意味で重要な第1セット。パクミョンス[Yellow]選手のザーグリングラッシュを防いだイジェドン[Jaedong]選手が、ザーグリングの逆ラッシュを成功させ、まずは1勝をあげます。
続く第2セット。パクミョンス[Yellow]選手のザーグリングラッシュをまたもや防いだイジェドン[Jaedong]選手が、今度はミュータリスクのすばらしいコントロールを見せ勝利します。
そして第3セット。パクミョンス[Yellow]選手がイジェドン[Jaedong]選手の隠しハッチェリーを発見するも、空中交戦で優位に立ったイジェドン[Jaedong]選手がそのまま押し切り、勝利。結局イジェドン[Jaedong]選手が3:0でパクミョンス[Yellow]選手を下し、見事優勝を果たしました。
これによりイジェドン[Jaedong]選手は『バッカススターリーグ2009』の優勝とともに、さまざまな記録を樹立しています。
まずスターリーグ3回優勝を果たしたことにより、Wemadeのイユンヨル[Nada]選手、STXのパクソンジュン[July]選手に続き、3人目のゴールデンマウス獲得に成功しました。そして歴代スターリーグで8人目の3:0シャットアウト優勝を果たすとともに、歴代スターリーグで2人目の2シーズン連続優勝となりました。これまでこの大記録を保持していたのはSK Telecomのイムヨファン[Boxer]選手ただ一人で、実に8年ぶりの快挙となりました。
またイジェドン[Jaedong]選手は、スターリーグ初のトレブル(Treble)優勝を果たしました。これは3回の優勝で3種族すべてを倒すというもので、1度目はプロトスのソンビョング[Stork]選手、2度目はテランのチョンミョンフン[Fantasy]選手、3度目はザーグのパクミョンス[Yellow]選手をそれぞれ破っての優勝となる珍しい記録を達成しました。
対戦結果
バッカス スターリーグ 2009 決勝戦 | ||
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パクミョンス[Yellow](Z) | 0 < 3 | イジェドン[Jaedong](Z) |
リンク
Game 1
Game 2
Game 3