スターリーグに上がることが目標
8月29日、慶尚南道・昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)で行われた『慶南STX CUPマスターズ2009』決勝戦でSK Telecomのパクジェヒョク[Hyuk]が先鋒オールキルを記録しチームの優勝を決めた。
パクジェヒョク[Hyuk]は先鋒として出場、ジンヨンス[Hwasin]を下したのに続きイシンヒョン[Bogus]も破り勢いに乗った。STXは雰囲気を変えようとチョイルチャン[Hero]とキムグヒョン[Kal]を出場させたが、パクジェヒョク[Hyuk]の勢いを止めることはできず、結局オールキルを許してしまった。
以下はパクジェヒョク[Hyuk]との一問一答。
-チームを優勝に導いた感想は。
▲先鋒として出場することになった理由が、実は故郷が昌原(チャンウォン)だからだった。正直2キルぐらいはやってやろうという思いで出たのだが、故郷だからか思ったより上手くいった。ゲームがとても上手くいって、いい結果が出たのだと思う。
-オールキルの自信はあったか。
▲チームメイトに、先鋒戦で勝ったら絶対にオールキルできると話していたが、第1セットに勝ったら手の動きが良くなり、競技がとても上手くいった。だから勢いが続けばオールキルできると思った。
-故郷で行う競技ということで、むしろ負担にはならなかったのか。
▲幼いころ、この競技場へバスケを見に来た。あのときは体育館で競技をするのがただただ不思議だったが、僕がいざ競技をしようとすると負担になった。第1セットでは負担が大きかったが、勝ったら負担が消えて楽に競技できた。
-最近、技量が非常に良くなった感じだが。
▲シーズンの終わりから練習をした。正直、実力が大きく向上したりしたということはない。しかし外的要因によって競技力が上がったり下がったりすることが多かったのだが、最近はそういう部分を直して成績が良くなったと思う。以前はブースに入ると頭が痛くなり手がブルブル震えていたが、今はそういったことがすべてなくなり、練習室と同じ状態で競技ができるようになった。その結果、成績が良くなったと思う。
-来シーズンに対する期待が大きいのでは。
▲広安里(クァンアルリ)以降、一競技も負けていない。でも1年前のちょうど今頃、ライバルバトルブレイクで3キルをするなどでチームを勝利に導いて関心を集めたが、正規シーズンでは上手くいかなかったということがあった。だから去年のようになってはいけないという思いがあり、普段どおりに練習に邁進する予定だ。
-すぐにソウルに上京すると聞いているが。
▲休暇が9月中にあると聞いている。なので、そのときもう一度両親に会うつもりだ。
-SK Telecomのザーグが弱いというイメージを洗い流しているようだが。
▲SK Telecomのザーグがは、パクテミン[GoRush]選手とパクソンジュン[July]選手がいたときまでは、弱くなかった。でも、僕がうちのチームのザーグが弱いというイメージを作り上げるのに大きく寄与してしまった気がする。それに対する責任感があって、そのイメージを変えるために努力しているところだ。来シーズンには必ずSK Telecomのザーグが強いという認識を植えつけたい。
-ライバルにしたい選手がいるなら。
▲僕のライバルはハンサンボン[Kwanro]選手だ。僕がそう思うのではなく、彼がインタビューでそう答えてライバルになったらしい(笑)
-今後の目標は。
▲今、個人リーグがひとつもない。だから個人リーグの予選に勝ち抜いて、本戦に上がりたい。とりあえずは、スターリーグに上がることが目標で、その次に優勝を考えてみたい。
情報元・・・FOMOS
