Blizzard Entertainment は5月21日に韓国のメディア向けとしては初の”StarCraft2″試公開の場を設けた。
動画撮影や写真撮影が禁止されている状況で、韓国e-sports報道の大手「FOMOS」が公演に参加、その模様を報じています。
オブザーバーモードの大幅強化
この際に、最大の特徴として報じられたのが「オブザーバー(観戦)機能の大幅強化」である。画面に何も情報が表示されない状態で競技を観戦することも可能で、「資源情報」「資源消費」「ユニット状況」「生産状況」「部隊情報」「操作量情報(APM)」という6つもの観戦オプションが用意されている。
「資源情報」では各プレイヤーの資源及び人口保有状況がリアルタイムで表示され、「資源消費」ではプレイヤーが何にどれだけ資源を費やしたかといった情報が確認可能だ。
「ユニット状況」ではプレイヤーの保有ユニット種類や総数が、「生産状況」ではリアルタイムな生産進行状況、「部隊情報」はユニット生産に消費された資源の累積が確認可能である。
さらには「操作量(Action Per Minute)」の情報もサポートされており、RTSにおけるほぼ全ての重要な情報が可視化されている。
これはプレイヤーが観戦から得られる情報を飛躍的に向上させるだけでなく、競技(E-Sports)中継の面で非常に有用な機能であるといえる。
メディア向けであるにもかかわらず非公開
今回はメディアに向けた公演であったにもかかわらず、動画撮影や写真撮影が完全に禁止されていた。これまで数々のイベントでStarCraft2のプレイアブルデモが一般公開されていたが、なぜ今回は非公開であったのだろうか?
その答えとして真っ先に思い当たるのが「BlizzCon 2009」の開催が間近であること、「ベータテスト」の開始が近いことであろう。オブザーバー機能を含めた様々な新機能は「BlizzCon」や「ベータテスト」で大公開したほうが盛り上がるのは当然である。いよいよ「Hell, it’s about time」ということのようですね。
リンク
fomos – ソース(韓国語)

matsujun の日記
2009年6月5日 at 2:28 PM
StarCraft2 オブザーバー機能大幅強化でE-Sports中継に最適化
StarCraft2 オブザーバー機能大幅強化でE-Sports中継に最適化 や