Blizzard Entertainmentの副社長Rob Pardo氏が家庭用ゲーム業界でXboxシリーズを展開しているマイクロソフトとの話し合いに出席したようです。
話し合いの内容は不明ですが、Pardo氏は「Blizzardで制作しているゲームのように、ゲーム機は入力デバイスをサポートしておらず、安っぽい移植になってしまうため、ゲーム機でリリースされないゲームがたくさんあります。RTSがゲーム機でうまくいかない理由もそこにあります」と発言。「私がハードメーカーなら、新たなタイプのゲームをすべてサポートできるクールな入力デバイスはどんなものであるか考えるでしょう」と続けています。
とあるように、Xboxシリーズへの参入を検討中である可能性を十分に感じさせるコメントです。しかしながらBlizzard社の展開する人気シリーズの多くは「RTS」「MMORPG」といった一般的なコントローラでは、その魅力を十分に発揮できないジャンルです。故に「入力デバイスが改善されなければ参入は見送る」という可能性もBlizzard社のこれまでのスタンスを考えると十分に有り得る話です。いずれにせよ今後の動向が注目されます。
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XNEWS – マイクロソフトとBlizzardが次世代Xboxについて意見交換
