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『30問30答』天才テラン イユンヨル[NaDa](T)‘Impossible is nothing!’

韓国のeスポーツ専門サイト『FOMOS』で2007年4月に始まり、現在でも連載されている『30問30答』というリレーインタビューコーナーを、不定期で訳しています。一年以上前の記事ということもあり現在とは若干異なる部分もありますが、速報ではなく、プロゲーマーの紹介を目的としているという点をご理解いただければと思います。

不可能・・・イユンヨルにとってそれは何でもないことだ!

コインギュ[Canata](SK Telecom/T)の指名で、6番目の『30問30答』の主人公は‘天才テラン’イユンヨル[NaDa](Pantech/T)に決定した。
イユンヨルは『ongamenetスターリーグ』の3回優勝と『MSL』の3回優勝に輝いた、現存最高のプロゲーマーだ。オールドゲーマーたちがみな不振に陥っているとき、スターリーグの決勝に上ったイユンヨルは‘死神’オヨンジョン[AnyTime..](Lecaf/P)を破り、通算6回目の個人リーグ優勝の大業を果たした。
『新韓銀行プロリーグ2007』前期リーグでは、12勝でチームを引っ張っているイユンヨル。今回の『30問30答』は、カリスマあふれるゲーマー・イユンヨルと、茶目っ気いっぱいの青年・イユンヨルについて知ることができるいい機会となった。

イユンヨル・・・6年間の話・・・

-イユンヨルはこんな人だ!自己紹介をひとこと
▲内向的だったのが、だんだん外向的に変わってきている20代前半!!の男です・・!!^^
-プロゲーマーになったきっかけは
▲遊びで始めたんですが、ネットカフェ大会に偶然出てすぐ優勝を果たしてw 優勝してみて優勝の醍醐味を知ったんですww そしてだんだんもっと大きなステージで活動してみたいと思うようになり、結果このようにプロゲーマーになりました!
-プロゲーマー生活の中で一番記憶に残っているエピソードをひとつだけ紹介するなら
▲Toonaチーム時代が一番記憶に残っています。あのころはとてもつらかったんです。非スポンサーだったので、ランキングは1位だったけど、練習環境や寝床などはつらすぎでしたよ~。一日に2食もちゃんと食べられないような環境でしたw
いつだったか、友達に会ってきたあと宿舎の最寄り駅に降りたところ、子犬を売っているおばさんがいたんです。ただ「ふうん」と思いながら通り過ぎたんですが、子犬が「ボクを買ってください」と言わんばかりの目で僕を見てるんです。それで生まれて初めて子犬を買いました・・・宿舎まで抱いて帰ったんですが、チームメイトも喜んで迎えてくれました。名前はナダと付けました。疲れた僕は、ナダをとなりに置いて寝たんです。ところが何ということか・・・!明け方に起きてシャワーしなければならなくなったんです。アイツ、僕のとなりでウンコしたんですよT-T そして自分は僕の頭の方に逃げて寝てて・・・明け方に起きてシャワーしながら「アイツをどうやって飼っていこう」って心配しましたT-T でもかわいいので大目に見てやりました^^
-自分だけが持っているプレーの長所は何だと思うか
▲今現在主流になっているオーダーとは違う様相の競技をよくやります。だから相手が多少緊張したり、ひどいときは気後れしてしまったりするんだと思います。コンディションが最高のときは、どんな状況でも逆転できそうだと感じます。・・まあ、このぐらい?
-一番記憶に残っている競技は(忘れられない競技や、またやりたい競技)
▲記憶に残っている競技は多いんですけど!!(例:50ゲート、2:0で負けていたが3:2で逆転勝利など)一番記憶に残っているのは、『新韓銀行スターリーグ2006』シーズン2の決勝戦!一番幸せな時間だったし・・・一番じぃんときたし・・・一番緊張したけど一番美しい瞬間でした。
-プロゲーマーとしてデビューしたときと今を比べて、変わった点があるか
▲デビューしたばかりのころはゲームが楽しかったし、何の負担もありませんでした・・ただ優勝しなきゃという考えだけでしたよ。でも今は責任感を持っています。家族とファン、チームメイト、会社など、すべて責任を負わなければならないと思います。プロの世界でエースには、それだけの責任も伴ってくるものだと思います。
-イヨンホ[Flash](KTF/T)と最初に会ったとき思ったことは/今のイヨンホはどのくらい成長したと思うか
▲はじめはマウスパッドやマウスドライバーのような装備を全く気にしないので、変だなあと思いましたw 手の動きは、ある程度感覚を持っているなあと見てました。ところがチームに入ってきてからあるときふと、実力がやけに伸びたなあと感じたんです。今はものすごく成長したと思います。後ろで手の動きを見ると、その選手がどの程度の成績を収めるかだいたい分かるんですけど、イヨンホ選手は優勝が可能な手の動きをしています。
-チームメイトを除いて一番親しい選手と、その人と親しくなったきっかけは
▲ソンハクスン[MuMyung]選手(空軍/Z)と一番親しいです。つらい時期に同じチームの同僚だったし、同い年なうえにお互い性格がよく合うんです。あのころを思い出しながら、今でもよく会ってます。ハクスン、アイシテルよ~ん*^^*
-自分のライバルだと思う選手とその理由は
▲チェヨンソン[iloveoov]選手(SKT/T)だと思います。4月19日を忘れていません!あの日の決勝戦は、僕にとって本当に重要な意味があるんですよ。いつか僕らがもう一度決勝で会って、火花散る競技ができると信じてます。

-自由時間によくする趣味(ゲーム以外)と、その趣味をする理由
▲運動と音楽が好きです。そしてドライブも時々するし、テニスもやります。あと、うまい店を探し回るのも好きです!!おいしいものを食べると、とても幸せ^^
-一番記憶に残っているファンとその理由
▲とても多くてひとりを選ぶことはできません!!つらいとき、たくさん助けてもらった人たちが記憶に残っています。疲れきってしまったとき・・・応援してくれる人たち、または叱咤してくれる人たち、みなさんに感謝しています。あ~それから体の具合が悪いのに、会場に来て応援してくれてプレゼントまでくれたファンがいます。本当に一日も早くよくなるといいですね^^ それから、これからはTVで応援してもいいですよ。具合悪いのに無理して来ちゃダメですよ!!^^
-ゲーム以外にやってみたいこととその理由
▲小さな世界一周をやってみたいです。世界のいろいろな国で文化を楽しみたいし、の~んびり休みを取りたいですぅ~~~~~一か月以上!!
-たくさんの優勝カップを掴んだが、特に愛着のある大会があるなら
▲『新韓銀行スターリーグ2006』シーズン2の優勝に一番愛着があります。理由はさっき言いましたよ~ん >__

-自分が大人になったなあ/まだまだ子供だなあと思うとき
▲大人になったと感じるのは、安全運転してるとき、酒を飲んでるとき、目上の人に会って話すとき。まだまだ子供だなあと思うのは、怒りを抑えられないとき、憂鬱になって泣くとき、ときどき重苦しくなってどこかにひとりで行ってしまうとき。
-自分のこんな点が一番好きだ/嫌いだ
▲情が深いと思います。そういうそぶりはあまり見せないけど・・・。それから目上の人敬い、ゴミも捨てませんw マナーを守ります!!そのかわり、時々イライラしたり憂鬱になったりすると、顔に出るんですT-T 隠したくてもどうしようもないんです!イヤイヤッ・・。それから、時々ご飯を残すこと!!ご飯を残してはいけません!
-ファンにひとこと
▲う~ん・・>__ファンが気になることNo.7!!

-本気で種族を変えたいと思った瞬間があるならば、それはいつだったかとその理由
▲サプライ・デポット4つが、リーバーのスカラベに一度で破壊されたときT-T 憎らしい・・・ミュータリスクまとめでSCVが全部死んだとき!!憎らしい・・・種族変えたかったですw
-毎回会場を訪れるファンのために、自分だけの特別な配慮があるなら
▲いつも感謝の言葉をかけていますよ~ん!うむ、僕はいつも、ファンミーティングの時間を先につくりましょうってコーチに言ってます^^
-最近チーム内で、一番関心をもたれている分野や話題は何か
▲うちのチームの関心分野は >__
チームのプロリーグポストシーズン進出挫折と二大個人リーグ脱落でつらい時期を過ごしているイユンヨル。少し休んでくるという彼の言葉どおり、短い休憩の後、再び飛翔する天才の翼がはためくのを待ってみる。最後に、忙しいスケジュールにも関わらず誠実にインタビューに応じてくれたイユンヨル選手に感謝の言葉を伝えたい。
※意図的な誤字と顔文字使用は、e-mailで行われた『30問30答』の特性と選手の個性を生かすため、意図的に修正しなかったことをお知らせいたします。
情報元・・・FOMOS-2007年7月2日掲載

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