◇キムドンファン[AZUBU_viOLet](写真提供:デイリーeスポーツ)
League of Legendsのプロプレイヤーがアスリートとして認められ、ビザを受け取ることができるようになったというニュースがあったが、SC2でもキムドンファン[AZUBU_viOLet]がアメリカ政府からアスリートとして認められ、今後5年間、アメリカ国内で活動することができるようになった。
League of Legendsのケースでは、開発・運営元であるRiot Gamesがアメリカ政府と交渉を行った。キムドンファン[AZUBU_viOLet]のケースでは、Blizzardに加えCyber Solutions Agency(CSA)が中心となりビザ発行に尽力したようだ。キムドンファン[AZUBU_viOLet]は今年、英語を勉強するために3回学生ビザの申請を行い、3度とも拒否された結果WCS の全てのシーズンを棄権することとなった。そのため彼らは「アスリートのためのP-1ビザを取得する」という残された最後の手段を頼りに7ヶ月もの間、ビザ発行のために懸命に働いたのだという。
CSAの代表であるAndrew Tomlinsonによると、この問題はキムドンファン[AZUBU_viOLet]にとって「生きるか死ぬか」という重要な問題だったという。彼にはビザを取得するか軍に入隊するかのどちらかしかなかったのである。
またAndrew Tomlinsonは「キムドンファン[AZUBU_viOLet]が滞在期間をオーバーしたためにビザが発行されなかった。」という噂を否定している。「我々はどんなルールでも決して破らなかった。法を犯していたら今回のビザ発行は無かっただろう。」というのが彼の主張だ。
ちなみに一部報道では、キムドンファン[AZUBU_viOLet]は今までで10万ドル近い賞金を稼いでいる上に、2012年に交わしたAzubuとの契約は5万ドルの価値があるものだったと報じている。
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viOLet recognized as Athlete by the US government
Korean Pro Gamer viOLet Secures 5-Year Pro Athlete Visa – Articles – CSA