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DetonatioN梅崎代表、「日本にもLOLサーバーができたら…」

本記事は『League of Legends(LoL)』の内容が強いのですが、デイリーeスポーツとの独占契約の関係上、外部からの翻訳記事化が著作権侵害となる恐れがあります。今回はLoLコミュニティをサポートしたいという思いから、StarCraft Timesで翻訳記事化し、一部許可サイトより引用いただいています。ご理解いただけますと幸いです。

LGraN Maa

◇DetonatioN梅崎伸幸代表とLOLチームリーダー中野椋太

 

2000年代初頭、単純なゲーム大会からeスポーツという名称を使用するひとつの文化コンテンツとして発展を遂げた韓国と違い、日本のeスポーツは海外ゲームに対する人々の否定的な認識を払拭することができず停滞状態となった。しかしStarCraft2とLeague of Legendsが人気を得て、eスポーツを発展させようという動きが起こり始めている。

 

9月6日、『League of Legends Season 3 World Championship』韓国代表選抜戦が開かれた龍山(ヨンサン)I’ Park mall eスポーツ常設競技場には、意外な観客が訪れた。日本で唯一のプロゲーミングチームDetonatioNの梅崎伸幸(ID:LGraN)代表とLOLチームのリーダーである中野椋太(ID:Maa​​)さんである。1泊2日の短い日程ではあったが、彼らは韓国eスポーツの熱気をしっかりと肌で感じて帰国の途についた。

 

デイリーeスポーツは、韓国滞在期間中に梅崎代表と中野さんに会うことができた。彼らは「韓国のeスポーツを見るために来た。今後、正式にプロゲームチームとして設立することが目標」であると述べた。

 

Q お忙しい中、インタビューに応じていただきありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。
A 梅崎伸幸代表(以下梅崎)=こんにちは。私は日本でDetonatioNというゲーミングチームのオーナーをしている梅崎と申します。
A 中野椋太(以下中野)=こんにちは。僕はLOLチームリーダーを務めている中野椋太といいます。

 

Q 韓国では日本のプロゲームチームDetonatioNに関する情報がほとんどないのですが、チームの紹介をお願いできますか。
A 梅崎=2012年7月に結成されました。Counter Strike Onlineで活動を開始し、『World Cyber Games(WCG)2012』の日本代表としても活躍しました。チーム結成後、いくつかのスポンサーと契約を結び始め、今年GIGABYTEとのメインスポンサー契約を決めました。チームはStarCraft2、League of Legends、World of Tanks、Counter Strike Onlineで構成されており、40名余りの選手が活動中です。

 

Q では日本も韓国のようにゲーミングハウスで生活しているんですか。
A 梅崎=日本はまだプロ化されておらず、オンラインで活動しています。ゲーミングハウスは、我々のチームが率先して試みたいと考えています。

 

Q 韓国へ来た背景が気になるのですが。
A 梅崎=韓国eスポーツの現状を見て、どの程度ブームになっているのかが知りたくて訪問しました。また、韓国のプロゲームチームはどのようなシステムで動いているのか知りたかったのも大きな理由です。

 

Q ではLeague of Legendsのチーム紹介を少しお願いします。
A中野=補欠なしの5名で活動中です。日本のチームで初めてチャレンジャーになりました。チームのエースは「yutapon」というIDを使用している杉浦悠太です。詳しい理由は分かりませんが、日本チームはまだ国際大会に参加する権利がないとのことで、オンライン大会への参加に重点を置いています。

 

Q StarCraft2チームは何名の選手が活動していますか。
A 梅崎= 3名の選手が活動しています。北橋政伸 (ID:vaisravana)は『World Cyber Games(WCG)2013』日本代表選抜戦で準優勝を果たしました。高橋大地(ID:Holon)は主に解説をしており、小林大起(ID:breek)はWCG 2011日本代表です。選手の追加獲得の可能性もあります。

 

Q では日本でStarCraft2選手として活動している人はどのくらいいますか。
A 梅崎=真剣に取り組んでいるプレイヤーは 20名程度で、ゲームを楽しんでいるユーザーは2,000名程度です。

DetonatioN

◇日本DetonatioNのホームページ(インターネットキャプチャ)

 

Q 日本でもLeague of Legendsの人気が高いと聞きましたが、どのくらいですか。
A 中野=具体的なデータがないためどの程度の人気なのかは分かりませんが、日本国内にLOLコミュニティがあり、メンバー数は3万人程度になります。ほとんどの日本人はNAサーバーでプレイしています。
A 梅崎=もし日本サーバーができたら、3万人の10倍の30万人以上がLOLに接続するだろうと考えています。実際に日本人は、日本語にローカライズされたゲームを主に楽しんでいます。最近CHAOS HEROES ONLINEなど日本語化されたゲームが少しずつ出てきている状況で、Dota2が日本語化されたら今LOLをしている人々がそちらに移る可能性が高いです。早いうちに日本サーバーができたらと願っています。

 

Q 世界的に人気を博しているLOLの日本サーバーがないとは意外ですね。
A 梅崎=まだサーバーができるという情報がありません。LOLを楽しくプレイしていても、サーバーがないため他のゲームに移る人も出てきています。Dota2はNEXONがパブリッシュするとのことで、来年以降日本語化される予定だそうです。そこに目を向ける人が多くなりました。実はDota2と違ってLOLは情報が全く入ってこないことが問題です。長期的に見ると、状況が逆転しそうなので不安ですね。
A 中野=日本人は海外ゲームをほとんどしません。しかし日本語化された韓国ゲームなら、今も楽しんでプレイしている人が多いです。LOLも日本サーバーができて多くの日本人にゲームを楽しんでもらえたらと願っています。

 

Q 日本からNAサーバーでプレイするのは容易ではないと思います。難しい点を教えてもらえますか。
A 中野=時差があるため、練習することのできるゴールデンタイムにはチーム同士で練習するのが難しいことが多いです。Pingは120から130程度ですね。オンライン大会に参加するためには月曜日の早朝4時から動かなければならないので、休みの日でなければ出場するのは難しいです。

 

Q 実力も大きく差が出そうですね。
A 中野=認知度と選手たちの実力、テクニックにおいては大きな差があります。最近行われた『League of Legends Champions』の決勝戦を見ましたが、正直羨ましいですね。
A 梅崎=チームとして話をすると、専門的に一日中練習できる状況ではありません。選手たちはみな仕事をしたり学生であったりするため、集中するのが難しいですね。

 

Q 日本人はeスポーツのことをあまり知らないと聞きましたが。
A 梅崎=事実です。日本では、eスポーツを知らない人が多いです。スポンサーを探すために日本人担当者に会って、eスポーツの現状を説明し提案することが最も難しいです。でもスポンサーをつけて活動をしていたら、逆に企業から提案を受けるようになりました。正直に言うと日本企業はeスポーツのことをあまり知らないので、自分の足で説明して回らなければならないんです。

 

Q チームを運営するための努力に驚かされました。今後DetonatioNをどのようなチームにしていきたいと思われますか。
A 梅崎=あくまで計画ではありますが、チームとして法人を設立して、正式にプロゲームチームを運営することが目標です。日本で韓国のようなレベルのチームを作って運営したいですね。

 

Q 中野さんはプロゲーマーとしての目標がありますか?
A 中野=日本の現状を考慮すると、プロゲーマーとしての活動は難しいですね。それほど実力が伸びるかも疑問です。しかしeスポーツは面白いものなので、あえて選手でなくともこの分野で何かを続けていきたいです。そして力の及ぶ限り、選手として活動したいと思っています。

 

[デイリーeスポーツ キムヨンウ記者 kenzi@dailyesports.com]

リンク

Daily eSports – 데토네이션 우메자키 감독 “일본에도 LOL 서버 열렸으면…”

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