新韓銀行プロリーグ08~09 ベスト6プレーオフ CJ Entus vs Hite SPARKYZ !!

7月18日～19日に行われた『新韓銀行プロリーグ 08~09 ベスト6プレーオフ』CJ Entus vs Hite SPARKYZの試合結果をお伝えします。

掲載が非常に遅くなってしまいましたが、ついにプレーオフが始まりました。終盤失速して5位通過となったCJ Entusと安定して4位通過となったHite SPARKYZ、どちらが勝ち進んだのでしょうか。結果は以下より！

18日 CJ vs Hite 初日

初戦ではHiteのキムチャンヒ[go.go]選手とCJのピョンヒョンテ[Iris]選手によるミラーマッチ。しかしこれはピョンヒョンテ[Iris]選手が安定したvultureプレイにより完全に主導権を握る展開で、キムチャンヒ[go.go]選手歯が立たず。CJは最高の形で初戦を勝利した。

続くイギョンミン[Horang2]選手が安定したプレイで1本返した後に迎えたのは、この日の山場であろうパクミョンス[YellOw[ArnC]]選手対キムジョンウ[EffOrt]選手。エース級のZergミラーマッチとなったこの試合ですが、序盤から脅威のMicroコントロールを見せるキムジョンウ[EffOrt]選手が2hatオーダーのパクミョンス[YellOw[ArnC]]選手を圧倒！凄まじい勝負勘のプレイングで立ち回りますが、苦しいながらも中盤に繋いだパクミョンス[YellOw[ArnC]]選手はlarva数の優位を利用して上手くscorgeを運用して見事逆転勝利！

その後ハンサンボン[Kwanro]選手が余裕の勝利で再び同点とした後には、これも注目の試合、シンサンムン[Leta]選手対チョビョンセ[sKyHigh]選手による、またもミラーマッチとなったエース級Terran対決。しかしこれは丁寧に偵察を成功させたチョビョンセ[sKyHigh]選手が完璧に流れを掴み、エース相手にまさかのCCセレモニーを披露する余裕を見せて勝利。
しかし、ムンソンジン[type-b]選手が見事マジェユン[sAviOr]選手を下して試合はエースマッチまでもつれます。

そのエースマッチで登場したのは、Hiteからはシンサンムン[Leta]選手ですが、CJはまさかのジンヨンファ[Movie]選手！Zerg戦には良い勝率を誇っているのでパクミョンス[YellOw[ArnC]]選手対策として投入したようですが、完全に読みが外れてしまいました。やはり、試合は予想通りシンサンムン[Leta]選手がリードする展開に。終盤まで持ちこたえArbiterを駆使して戦いますがシンサンムン[Leta]選手を止めるには至らずにメインベースを失ってしまいます。しかしここで7時に向かうメインユニットを、ジンヨンファ[Movie]選手が完全にシャットアウトしたことにより流れが一気に変わります。余裕ムードであったシンサンムン[Leta]選手は完全に虚を突かれてマップコントロールを失っただけでなくユニットの大半も消失。まさかの大逆転によりCJ Entusがドラマチックに1勝を勝ち取りました。

対戦結果

Hite SPARKYZ 3 – 4 CJ Entus
キムチャンヒ[go.go]	<	ピョンヒョンテ[Iris]
イギョンミン[Horang2]	>	ジンヨンファ[Movie]
パクミョンス[YellOw[ArnC]]	>	キムジョンウ[EffOrt]
ウォンジョンソ[Justin]	<	ハンサンボン[Kwanro]
シンサンムン[Leta]	<	チョビョンセ[sKyHigh]
ムンソンジン[type-b]	>	マジェユン[sAviOr]
シンサンムン[Leta]	<	ジンヨンファ[Movie]

19日 CJ vs Hite 最終日

誰も予測できなかったまさかの大逆転でリードしたCJは、最終日となる19日もキムジョンウ[EffOrt]選手の圧勝でスタート。しかし前日も活躍したイギョンミン[Horang2]選手が、新人[Nbs]選手相手に完封勝利で流れを戻します。

ここで前日の雪辱をはらすべく、しっかりとvultureでマップコントロールを奪ったキムチャンヒ[go.go]選手がCCセレモニーまで見せて前日のお返し。
そして同じくミラーマッチ、同じくこの2人、シンサンムン[Leta]選手対チョビョンセ[sKyHigh]選手。ゲームは序盤から動きます。柔軟なvultureハラスでまたも優位に立ったチョビョンセ[sKyHigh]選手は、その後も少したりとも相手を前に出さない完璧なプレイングでまたも勝利。Hiteのエース、シンサンムン[Leta]選手は、前日から数えてまさかの3連敗で完全に意気消沈となった。

しかし、パクミョンス[YellOw[ArnC]]選手とウォンジョンソ[Justin]選手は、それぞれ前日のヒーローを倒してHiteが4-2で勝利。1勝1敗となったのでスペシャルエースマッチにて決戦となりました。

前日に引き続き目を疑うような異次元のミラーマッチ

スペシャルエースマッチに登場したのは、Hiteはパクミョンス[YellOw[ArnC]]選手、CJからはキムジョンウ[EffOrt]選手。文句なしの2人組みで、実に2日合わせて14試合中11試合が同種族のミラーマッチという展開になった。

前日に勝利しているパクミョンス[YellOw[ArnC]]選手は1hatオーダーを選択して、序盤から攻め立てるのに対して、キムジョンウ[EffOrt]選手は2hatオーダーを選択するという前日とはちょうど反対となるオーダー。非常に良い形で中盤を迎えたパクミョンス[YellOw[ArnC]]選手でしたが、キムジョンウ[EffOrt]選手得意のZergling運用でしっかりと時間を稼がれてしまいます。いずれにせよ苦しい展開であったにもかかわらず、Zerglingハラスを途切れさせないプレイングでSpireまで持ちこたえたキムジョンウ[EffOrt]選手。そこからは2hatの利点を生かして一瞬での逆転。プレーオフベスト4へと進出を決めました！

対戦結果

Hite SPARKYZ 4 – 2 CJ Entus
ムンソンジン[type-b]	<	キムジョンウ[EffOrt]
イギョンミン[Horang2]	>	Nbs
キムチャンヒ[go.go]	>	ピョンヒョンテ[Iris]
シンサンムン[Leta]	<	チョビョンセ[sKyHigh]
パクミョンス[YellOw[ArnC]]	>	ハンサンボン[Kwanro]
ウォンジョンソ[Justin]	>	ジンヨンファ[Movie]

スペシャルエースマッチ
パクミョンス[YellOw[ArnC]]	<	キムジョンウ[EffOrt]

リンク

Day 1

(T)go.go < Neo Harmony > (T)Iris


(P)Horang2 < Destination > (P)Movie


(Z)YellOw[ArnC] < Heartbreak Ridge > (Z)EffOrt


(T)Justin < Andromeda > (Z)Kwanro


(T)Leta < Shades of Twilight > (T)sKyHigh


(Z)type-b < Neo Medusa > (Z)sAviOr


Ace Match: Colosseum II


Day 2

(Z)type-b < Neo Medusa > (Z)EffOrt


(P)Horang2 < Colosseum II > (P)Nbs


(T)go.go < Neo Harmony > (T)Iris


(T)Leta < Shades of Twilight > (T)sKyHigh


(Z)YellOw[ArnC] < Destination > (Z)Kwanro
http://www.youtube.com/watch?v=9TL7PcckX2s


(T)Justin < Heartbreak Ridge > (P)Movie


Special Ace Match: Andromeda