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【StarCraft Times 独占】SK planet ProLeague 12-13 R4 ソンビョング[Samsung_Stork]、コガンミン[KT_HoeJJa]インタビュー

SK planet ProLeague 12-13

2013年4月15日に新道林(シンドリム)eSportsスタジアムで『SK planet ProLeague 12-13 R4』のCJ Entus vs Samsung KHAN とEG-TL vs KT Rolsterが開かれ、スイニャン(shuiniao)が現地にて簡単なインタビューを行ってきました。

 

ソンビョング[Samsung_Stork](P)

Samsung_Stork

-プロリーグでは勝利しましたが、先日のGSL予選では敗退してしまいましたね。
チームに所属している選手としてプロリーグを中心に練習するので、個人リーグは個人のやる気や勝負欲などにかかっていると思います。今回のGSL予選は絶対に勝ち抜きたくて夜中まで一生懸命練習したのですが、プロトスミラーにひっかかったりオーダー相性も悪かったりして、全体的に運が悪かったと思います。実はHotSになってからプロリーグでも負けたのは全部プロトスミラーなので、あの日以来練習時間を増やして頑張っています。

 

-韓国ではSC1時代のような活躍を期待しているファンも多いですが。
実は体力的に厳しい面があるんです。SC1時代は成績も良かったしゲームについてよく分かっているという思いもあって1日に10時間程度練習するだけで済んだのですが、今は12~14時間ぐらい練習してやっと他の人のレベルに追いつく感じなんです。もう何年も決められた練習時間さえこなせばいいという生活をしてきたので、残って自主練習をするという生活になかなか慣れなくて体力的につらいです。ゲームについてよく分かるようになれば、練習量より準備次第という感じになってくるとは思いますけどね。

 

-HotSにおける自分の強みと課題は何だと思いますか。
ゲーム的な部分においては、若い選手たちの方が上手いと思います。それよりも僕はプロゲーマー経歴が長いので、決勝戦などの大きなステージでも緊張せずに実力を発揮できる点が非常に大きな強みだと考えています。課題は先ほどもお話したプロトスミラーですね。対テラン戦や対ザーグ戦は定石オーダーがあるんですが、HotSのプロトスミラーはパターンが非常に増えたと思います。オーダーの選択とその対処によって状況が大きく変わるので、それらに対する理解が自分にはまだまだ足りない気がします。

 

-日本にもSC2ファンがいることを知っていましたか。
僕、海外のことは全然知らないんですよね(苦笑)。中国とアメリカとヨーロッパには大会のために行ったことがあるんですが、日本にもすごく行ってみたいです。ただ、僕はもともと休暇の時に個人的に海外旅行へ行ったりはしないタイプなので、日本でもSC2の大会が開かれたら是非参加して、ついでにちょっと観光したいですね。そのためにも日本のeスポーツ文化が早く発展することを願っています(笑)。

 

-今後の目標は。
僕は今年25歳になるんですが、韓国では30歳になる前に軍隊に行かなければならないんです。空軍チームがあった頃は本当に30代プロゲーマーも夢ではないという感じだったんですが、空軍チームができる前に一般の軍隊に入って復帰したプロゲーマーもいたんですよ。なのでちょっと気が早い話かもしれませんが、僕もその人たちのように一般の軍隊に入ってからプロゲーマーに復帰して、イムヨファン[SlayerSBoxeR]選手やイムジェドク[NesTea]選手よりもっと良い成績を収められる最年長プロゲーマーになりたいです!トップになりたいというよりは、年を取っても努力すればできるというところをお見せしたいですね。

 

-日本のファンへメッセージをお願いします。
韓国ではSC1時代の僕の活躍を知っている人が多いのでSC2になっても多くの方々に注目していただいたり応援していただいたりしているのですが、海外ではSC1を知らない人が多いため自分はまるで新人選手のような存在であるということに気づかされました。日本でもおそらく同じような状況だと思うのですが、初心に帰って一生懸命SC2を頑張りますので見守っていてください。

 

 

コガンミン[KT_HoeJJa](Z)

KT_HoeJJa

-チームで練習はどのようにしていますか。また、キャプテンとして何か心がけていることがあれば教えてください。
練習は午前11時から夜中の2時ごろまでで、ラダーとチームメイト同士のカスタムの両方を合わせて行っています。キャプテンとして心がけていることと言えば、チームメイト同士のトラブルはできるだけ避けるようにしていることですね。自分としてはあまりキャプテンらしいことはできていないような気もしますが(笑)、言うことも皆よく聞いてくれますし各自がチームの雰囲気を良くしていこうと盛り上げてくれているので、チームの雰囲気は他のどのチームよりも一番いいと自負しています。

 

-HotSの印象はいかがですか。
今日の試合もそうでしたけど、やっぱり今はプロトスですよね。僕が相手にするのもプロトスが一番大変ですし、一番強いと感じます。プロリーグでもプロトスの勝利数が今は一番多いですし、本当にプロトスの選手が羨ましいです(笑)。ザーグも決して悪くはないと思うんですが、僕自身はまだ完全には理解しきれていない感じがします。

 

-昨年8月に白血病で亡くなったウジョンホ[Violet]選手の話を聞かせていただけますか。
ウジョンホ選手がチームにいた時は、チームの雰囲気が本当に明るかったんです。僕より年上なんですけど、後輩たちの面倒見がとても良い人でした。性格も明るくて、言わばチームのムードメーカーという感じでしたね。その上ゲームも上手かったので、本当に他の選手の模範となるような見習いたいと思える選手でした。でも病気で苦しんでいる姿は、見ていてすごくやり切れない思いがしました。僕はずっと一緒に宿舎で生活していましたし個人的にも仲が良かったので、一緒に遊びに行ったりしたことなどとにかく思い出はたくさんありますね。

 

-日本にもSC2ファンがいることを知っていましたか。
海外でSC2が人気なのは知っていましたが、日本にもSC2ファンがいるということは今日このインタビューを通じて初めて知りました。やっぱり日本のSC2コミュニティでもイヨンホ[Flash]選手が有名なんですよね?実はKT Rolsterを応援してくれている人のほとんどがイヨンホ[Flash]選手のファンなんですよ(笑)。それでも僕たちとしては彼のおかげでたくさんの方々にチームを応援してもらえてすごく幸せですし、その分もっと頑張って良い成績を出さなければならないという責任感も感じています。

 

-今後の目標は。
SC1時代にはチームがプロリーグ優勝を何度も果たしているんですが、SC2ではまだ2シーズン目とはいえ優勝していないので、今のメンバーでチームを優勝させることが目標です。

 

-日本のファンへメッセージをお願いします。
SC2になってからはあまりチームの役に立つようなことができずにいるんですが、SC1時代はチームリーグにおいて大事な場面で出場したりして時には重要な役割もこなしてきました。ゲーム内容的にはミュータリスクを駆使するプレイを得意としているので、Wol時代は自分のプレイを披露するチャンスがあまりなかったんですがHotSは僕にとってとてもいいチャンスだと思っています。一生懸命頑張りますので、日本の皆さんも期待していてください!

 

 

写真・文責:shuiniao(スイニャン) @ 水長 浩美 / Hiromi Mizunaga

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