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2013年最初の激戦!第4回eスポーツJAPAN CUP観戦レポート


1月19日(土)20日(日)の二日間、東京・渋谷に位置する原宿クエストホールにて『第4回eスポーツJAPAN CUP』が開催されました。私shuiniao(スイニャン)が第1回から第3回まではSC2部門のフルレポートをお伝えしておりましたが、今回は日程の都合がつかなかったため一部レポートとなっております。ご了承ください。

会場の様子


前回と同じ会場でしたが、かなり配置換えが行われていました。ステージ上には2台の競技席と実況解説席が設置され、インタビュースペースが前方ステージ下に移動していました。客席から選手の姿が見やすく、大変すっきりとした印象でした。

一方、ホール後方には6台の競技席が並べられ、さらに裏配信の実況解説席もこのエリアに設置されていました。こちらはステージとはうってかわって暗く狭く、席によっては観戦エリアからも見づらい状況だったのが多少難点でした。 そしてロビーでは今回から新しく加わった「JC OPEN 鉄拳TT2部門」が行われ、常に賑わいを見せていました。

開会式


今回もNaturals HOKKAIDO、TODA CYCOLOTIX、e-DOGS Chiba、東京ストロベリーフィールズ、GAMES okinawaの5チームが参戦しStarCraft2部門、FIFA13部門、鉄拳TT2の女性部門と男性部門の3種目4部門で総合優勝を競いました。

SC2部門



出場選手は萩原高明[CriMsoN](P)-Naturals HOKKAIDO、北橋政伸[vaisravana](Z)-TODA CYCOLOTIX、小池光 [kurOa](P)-e-DOGS Chiba、楠本翔 [nazomen](P)-東京ストロベリーフィールズ、西村直紘[PSiArc](T)-GAMES okinawaの5名で、試合は予選として総当たり戦を行い上位2名の選手が決勝戦を戦う形式です。審判にはHOUKOU氏とKodFuZ氏、実況はmatsujun氏、解説はharuno氏で大会が行われました。

決勝戦


決勝戦のマッチアップはPSiArc(T) vs kurOa(P)の対戦となりました。1セット目のマップは< Daybreak >。序盤PSiArc選手がバンカーラッシュを試みるも、kurOa選手はこれを見事に防御。そして逆にkurOa選手が相手の頭を押さえつつ3rdを建設し、試合を優位に進めます。しかしPSiArc選手が相手のオブザーバーを2体落とすと徐々にマップ中央を掌握し、3rdを割ることにも成功。さらに中央からの攻撃を受けたkurOa選手がGG宣言。まずはPSiArc選手が一本取りました。
続く2セット目はkurOa選手のマップピックで< ohana >となりました。PSiArc選手がMMMをそろえて攻めに出るもkurOa選手がこれを上手く防ぎます。さらにセンターでの交戦に競り勝ったkurOaは、相手の3rdをも落とします。PSiArc選手は最後の力を振り絞ってオールインに出ますが徐々にユニットが削られ、kurOa選手のサイオニックストームが炸裂した瞬間にGG宣言。セットスコア1:1とし、勝負は最終戦へ持ち越されました。

最終セットはPSiArc選手が< Entombed Valley >を選択。序盤は両選手とも慎重な滑り出しでしたが、kurOa選手が相手の攻撃を見事に防ぎ試合を優位に進めます。しかしその後kurOa選手の攻撃をPSiArc選手が返すと、さらにセンターでの交戦では相手ユニットを挟み撃ちに成功。そのまま相手陣営へ攻撃を仕掛けます。kurOa選手は最終的にワーカーも動員して必死にディフェンスしますが、大量のユニットを失いGG宣言。これによりセットスコア2:1でPSiArc選手の優勝となりました。

優勝者インタビュー


優勝が決まった瞬間のPSiArc選手は、まさに大興奮と言っても過言ではないほど嬉しそうでした。インタビューではTypeチームの解散にも触れると同時に、今年のいいスタートが切れたことを非常に喜んでいました。

閉会式


総合優勝はNaturals HOKKAIDOで、4度目の参戦にして初優勝となりました。また今回からMVPの授与も行われ、GAMES okinawaの加藤ほずみ[ゆうゆう]選手に「Vプリカ賞」が贈られました。

観戦を終えて


今回、裏配信のおかげで配信試合数が増え、配信で観戦していたファンにとっても見ごたえのある大会となったようです。そして今回は今までで一番多くのSC2ファンが会場を訪れ、「ファイティン!」コールをするなど応援にも熱が入り、生で観戦する楽しさを各自が実感していた様子でした。次回もたくさんの人が楽しめるような熱い大会を期待しています。
写真・文責:shuiniao(スイニャン) @ 水長 浩美 / Hiromi Mizunaga

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