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イヨンホ[Flash]、「成長し続ける選手になる」

KT Rolsterのイヨンホ[Flash]が、2度目のスターリーグ優勝を果たした。イヨンホ[Flash]は1月17日、オリンピック公園オリンピックホールにて開かれた『EVER スターリーグ 2009』決勝戦で、CJのジンヨンファ[Movie]を3:1で制圧しチャンピオンの座についた。イヨンホ[Flash]は、「個人リーグで何度も敗退して辛かったが、今回の優勝をきっかけにもっとたくさん優勝できるという自信がついた」と言い、「応援してくれたファンの皆さんとお世話になっているたくさんの人たちのために、とどまることなく成長し続ける選手になりたい」と話した。

以下、イヨンホ[Flash]のインタビュー。

Q 優勝の感想から話してもらいたい。
A 本当に久しぶりに優勝を果たしたと思う。初優勝と2度目の優勝の間隔が長かった。でも今日の優勝に満足せず、来週のMSLでも優勝して二大リーグ同時制覇ができるよう頑張りたい。

Q 優勝が決まった瞬間、涙を浮かべたが。
A 毎回個人リーグで敗退していたからか、今まで敗退した記憶がひとつずつ思い浮かんだ。これまでの苦労が急に思い出されて、自分で自分によくやったと思い涙が出た。

Flash

Q 相手であるジンヨンファ[Movie]について評価するなら。
A 第1、第2セットではかなり緊張していたようだった。第3セットでジンヨンファ[Movie]選手の本来の実力が出たな、という感じだった。でも第4セットで偵察運が良かったから、簡単に勝てたのだと思う。

Q ジンヨンファ[Movie]の戦略にうまく対処した。
A 経験したことのある戦略ではなく、相手がしっかり準備をしてきたなと感じた。第1セットではジンヨンファ[Movie]選手の戦略にやられ、仕方なく半々の戦いに持ち込んだ。幸い、相手の戦略に早めに気づけたので勝てた。

Q プロリーグのエントリーから外れて、今回の決勝戦の準備をしたが。
A エントリーから外れたのは今回が初めてだ。プロリーグ連敗中にも関わらず、コーチングスタッフが配慮してくれた。個人リーグだけに集中できる環境を作ってもらい、とても感謝している。MSL決勝戦が終わったら、プロリーグ第3ラウンドでたくさんオールキルをしてお返ししなければと思う。

Q プロリーグのせいで個人リーグの練習ができず、もどかしい気持ちになったこともありそうだ。
A もどかしく思ったことはあった。実はうつ病にかかるほどだった。あの頃は明け方6時ぐらいにならないと眠れないことが多く、それは僕と同じ年頃の子には想像もつかない症状らしい。多分、気が弱いからだと思う。でもその後ポジティブなマインドに変わった。あの頃を思うと残念だが、もう優勝もしたし、これからのことだけ考えたい。チームメイトたちとコーチングスタッフがまわりでいろいろ気を使ってくれた。家族もこまめに電話をしてくれたおかげで、とても気が楽になった。

Q スターリーグで2回優勝を達成したが、最終目標は。
A まだ決めていない。元々大きな目標は持っておらず、毎試合ベストを尽くそうという考えだ。これからも成長し続ける姿をお見せしたい。絶え間なく成長し続ける、そんな選手になりたい。

Q イジェドン[Jaedong]とのライバル戦が待ち構えている。
A ライバルと呼ばれるイジェドン[Jaedong]選手との試合であるだけに、いろいろなものをお見せしたい。いつもイジェドン[Jaedong]選手とは最高の状況で対戦したいと思っており、今がまさにその状況だ。スターリーグで優勝を果たし、コンディションが最高の状況でイジェドン[Jaedong]選手と対戦することになって嬉しい。イジェドン[Jaedong]選手もランキング1位でコンディションが良さそうだし、お互いに最高の状況で決勝戦が行えることになって嬉しい。必ず勝ってみせるという思いより、ファンの皆さんが考える歴代最高の名勝負になればと思っている。

Q 「今年の選手賞」が目標だと話していたが。
A とりあえずプロリーグでチームを優勝させようと決心した。個人リーグでも今回の優勝をきっかけに来シーズンも良い成績を収めれば、充分に今年の選手賞が狙えると思う。良いチャンスが訪れたので、これを逃さずさらに発展していくきっかけとしたい。

Q 特別に準備した戦略はなかったのか。
A 特になかった。フリースタイルで試合に臨もうという考えだった。相手の体勢を見てタイミングをつかみ、相手に合わせるプレイをするつもりでいたので、その時ごとに自分の判断に任せながらプレイした。

Q 多くのファンが会場を埋めつくし、一部のファンは席を確保できず早々に帰ってしまったりもしたが。
A 帰った人が2000人を超えたと聞いている。ファンの皆さんの応援が力になっているので、応援してくれてありがとうと言いたい。いつも敗退して残念な思いをさせてしまったが、今回優勝することでお返しができてよかった。これからも応援し続けてもらえたら嬉しい。最後まで見守っていてほしい。

Q 特に恩返しがしたい人はいるか。
A 本当にたくさんいてひとりひとり挙げるのは難しい。優勝できなかったとしてもご馳走しようと考えていたので、近いうちに席を設けたい。

Q イジフン監督のアドバイスはなかったのか。
A 第3セットで負けたあと、監督から大きな力をもらった。僕が負けたにも関わらずよくやったとねぎらってくださり、残りの2セットのうちひとつだけ勝てばいいんだと激励してくださったのだ。コーチングスタッフの激励が、マインドコントロールの大きな助けになった。

Q 最後に言いたいことは。
A 応援してくれた家族、知り合いの皆さんに感謝している。いつも惜しみなくサポートしてくださっている事務局の方々にも大変感謝している。恩返しする方法は成績しかないと思っているので、これからも良い成績が出せるよう努力したい。ファンの皆さんにも、もっと素晴らしい選手になることで恩返しがしたい。2回優勝は果たしたから、3回、4回、5回優勝もできる素晴らしい選手になれるよう努力したい。

情報元・・・DailyeSports

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