Battle.netのフォーラムにてStarCraft2に盛り込まれる新たなマクロシステムに関しての投票が行われています。これまでMBS等の新システムが様々な議論を呼んでいるStarCraft2ですが、同じくマクロ面に強烈な変化を呼び込むと考えられる「資源回収効率」や「Larva周りのシステム」に焦点を絞った投票になっています。
Protoss Dark Pylon
Proton Chargeのアビリティを使うことによって短時間ではあるが、指定範囲内のProbeによる資源回収効率を上昇させる効果を与えることができる。
Terran Orbital Command
Calldown Muleは同じく短時間ではあるが資源採取中のSCVに対して働きかけるボットを使って資源回収効率を上昇させる効果を持つ。 Calldown Extra Suppliesは指定されたSupply Depotに対して本来以上のSupply供給を提供する。これによりTerranは緊急時にユニット生産を最優先するだけのSupply供給を得ることが可能。
Zerg Queen
Hatchery、Lair、Hiveに取り付くことにより4匹もの追加Larvaを即座に得ることが可能となる。一時的に3つ以上のLarvaを得たHatcheryは、それらが3つ以下へと消化されるまで新たなLarvaを生み出すことはない。
マクロ面の常識が覆る可能性
MBS等も十分に賛否両論を呼ぶこととなったが、それらは主に「操作量や負担の緩和」を焦点とした議論であった。しかしながら今回はマクロベースそのものを覆す可能性のある変更である。
StarCraft2の開発状況を考えると、現段階のアンケート結果によって開発方針を変更するということは非常に考えにくいが可能性としては残る。
さらには上記で述べた「負担の緩和」と相殺する目的で実装される新たなマクロテクニックであるとも考えられる。というのもこれらはおそらく「スキル」であり状況を見て自発的に使用する必要性が出てくるものだからです。
なお、アンケートへの回答は正規アカウントによるログインが必要となっていますのでご注意ください。
リンク
Battle.net Forum – アンケート実施中
