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StarCraft: BroodWar

【記者席】終わらない伝説、SC1

restmb_idxmake◇”黄神”ホンジノ[YellOw]が中心となり、ファン達の大きな声援を得た「Star Final Four」

※2月11日の記事です

先週、E-Sports界では本当にたくさんの出来事があった。2013大韓民国E-Sports大賞が開かれ、リーグ・オブ・レジェンドの新しいリーグであるマスターズの概要が発表された。SC2プロリーグはラウンドポストシーズンに突入し、World Championship Series Koreaもベスト32開幕戦が行われた。国産E-Sportsリーグであるカートライダーリーグも、新しい形式の大会として生まれ変わりスタートを切った。一方、残念な知らせもあった。13年間歴史を築いてきたWorld Cyber Gamesが終わりを迎えた。様々なE-Sports関連のニュース中でも一際大きな話題を集めているタイトルは、皮肉にも公式的なリーグ開催の道を閉ざされたStarcraft:Brood War(以下SC1)だった。2月6日、Nexonアリーナにて意味ある大会が開かれた。SC1のレジェンドチームであるKTF MagicNsで同じ釜の飯を食べて過ごしたホンジノ[YellOw]、カンミン[Nal_rA]、パクジョンソク[Reach]、イビョンミン[Goodfriend]が一同に集まり、イベント戦を開催したのだ。Monsterzymという会社が主催した「Star Final Four」大会に集まった4人のレジェンド選手達は過去の思い出が詰まっているマップで試合を行い、E-Sportsファンの視線を釘付けにした。

ホンジノ[YellOw]、カンミン[Nal_rA]、パクジョンソク[Reach]、イビョンミン[Goodfriend]がひとつの場所に集まり試合を行うという話が出ると、Nexonアリーナには開館以来最多の観客が押し寄せた。SC1に対する特別な思いを抱くファン達-彼らはKTF MagisNsのプロリーグ正規シーズン23連勝を知っている-は、今現在ある程度の歳を取り、20代中盤が最も若いファンになる程だった。もっとも、試合に出る選手達の大部分が30代である状況では、20代中盤のファンは非常に若い年齢からSC1リーグを見始めていた言う事に他ならない。

現在は全員が引退しそれぞれの道を歩んでいるが、選手達の競技力は当時の思い出を呼び起こすのには十分だった。ハイテンプラーのハルシネーションをアビーターへかけた後、リコールを行ったカンミン[Nal_rA]の夢想家のようなプレイ、またそれを回避しようとドロップシップのタイミングを早めたイビョンミン[Goodfriend]の新たな戦略や、暴風のように噛み付いてくるホンジノ[YellOw]の相変わらずの攻撃性、生産力においては他の追随を許さないパクジョンソク[Reach]のゲートウェイの運用は、まるで10年前に時間が巻き戻ったかのようだ。

彼ら4名の試合を応援するため会場を訪れた第1世代のプロゲーマー達の顔も、ファン達にとって見所となった。日本に行った後連絡が途絶えていたという”サムジャン”イギソク[SSamJang]が会場に顔を見せ、イジェギュン監督以下、一時代を風靡したオールドプロゲーマー達が場を賑わせた。SC2へ転向した後も相変わらずの実力を見せているイジェドン[Jaedong]、芸能人に転向したミンチャンギ[Ruby]など相対的に若い選手達も会場を訪れ、SC1ファンを喜ばせた。

「Star Final Four」の感動は2月7日に開かれたFIX Starleagueでも続いた。2013年8月に引退したキムテギョン[Bisu]が、思い出を目の前で形にしてくれた。ベスト32へ駒を進めたキムテギョン[Bisu]は、過去の実力を超えるプレイを披露しベスト16へ進出、同じグループに編成されたヨムボソン[Sea]も全盛期の技量を見せた。2月9日に開かれたベスト16でも見ごたえのある試合が続出し、歴史を絶たれたSC1の命脈は今も脈々と受け継がれている。

韓国E-Sports協会が主管する公式大会ではないにしろ、「Star Final Four」「FIX Starleague」を通じ、SC1の人気は現在進行形である事が証明された。2012年に公式リーグに終止符を打たれ、2013年にはこれといった大会は実施されなかったが、2014年に入り徐々に息を吹き返し始めている。「Star Final Four」と似た形式を取るイベント大会が多数計画されているという話もあり、Sonic Starleagueが主管するチーム単位のリーグもまた、2月3日に開幕して以来熱戦を繰り広げている。

SC1の復活は、E-Sportsが持っている特殊性に対してもう一度考えてみる必要がある事を示す。E-Sportsはゲームの寿命とは別物だ。リーグが実施されている時に人気を得ていたスタープレイヤーが今も健在しているならば、ゲームの生命は終わる事はないという点だ。現在行われているE-Sportsリーグが、SC1を通じて学ばなければならない教訓だ。

[Daily E-Sports ナムユンソン記者 thenam@dailyesports.com ]

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