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スタークラフトのプロゲーマーの給料はどのくらいなのか

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プロゲーマーってどれくらいの給料を貰っているんでしょうか。全然貰えないだろうと思っている人もいれば、年収1億円のプロゲーマーがいるという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。年収なんかが気になった場合、年間の獲得賞金額なんかはちょっと調べれば今の時代簡単に出てきますが、給料となるとなかなか謎な部分が多いと思います。そこで今回は「スタークラフトのプロゲーマーが1ヶ月に貰える給料はどれくらいなのか」というのを中心にちょっと書いてみようかなと思います。

高給取りだった韓国SC1プロゲーマー

プロゲーマーと言えば韓国、韓国プロゲーマーと言えばStarcraft。こういう風に考える人は多いのではないかと思います。実際、e-Sports分野では韓国という国は欧米諸国よりも遥かに進んだ国です。そんな韓国のSC1ゲーマーはどれくらいの収入があったのでしょうか。
私は以前、イユンヨル[NaDa]が韓国のTV番組に出演した動画をyoutubeで見たことがあります。そこで彼は自らの給与について語っていました。英語の字幕や韓国語のテロップから察するに、1億8000ウォンとインセンティブで計2億ウォンだと語っていたと思います。1億8000ウォンというと、今日のレートで大体1700万円です。「インセンティブ」が優勝賞金の分配と考えるなら、年間給与額が1700万円、1ヶ月の給料は約140万円となります。もちろん、インセンティブというのが個人トーナメントの賞金ではなく、チームリーグの成績によるものということも考えられます。むしろその方が可能性としては高そうです。

そこで、今度はマジェユン[sAviOr]のケースを見てみましょう。フジテレビのCS放送で放映されている「ゲームセンターCX」という番組はご存知でしょうか。お笑い芸人の有野晋哉(よゐこ)がレトロゲームを遊ぶという人気番組なのですが、過去にスペシャルとして韓国でロケをしたことがあります。その際にCJ Entusの宿舎を訪れ、マジェユン[sAviOr]に対してインタビューを行っているのですが、そこでマジェユン[sAviOr]は

・賞金だけで2億ウォンを超えた
・年収はその約1.5倍(3億ウォン)

と言っています。2億ウォンは今日のレートで約1900万円です。その1.5倍となると大体2900万円くらいでしょうか。2900万円から1900万円引くと1000万円。1ヶ月の給料は80万円というところでしょうか。イユンヨル[NaDa]のケースと比べ、こちらの方が現実的ですね。これくらいが妥当な額かなと思います。ちなみに、

・当時のレートは違う(両者のケース共に、当時の方が今より円安ウォン高)
・両者共にトップクラスの選手
・特にマジェユン[sAviOr]の場合は取材を受けたのが2007年。大活躍した06年の次の年であり、07年途中からスランプという流れだったので07年は彼自身最高の給与額だった可能性あり

この3点を頭に入れておいて欲しいです。特に07年はウォン高が凄まじく、ゲームセンターCXのテロップでは2億ウォン=2600万円、3億ウォン=3900万円と表示されていたくらいで今とは全然状況が違います。これを考慮すると月80万円なんて数字はガラリと変わってきます。

SC2はというと・・・

SC2の場合どうなのでしょうか。正直、韓国チームのプレイヤーに関する情報はサッパリです。当たり前の話ですが、韓国人に限らずわざわざ自分の給与なんかを言う人はあまりいません。しかしひょんなところから情報が出てくることがあります。

コソッキョン[HyuN]の給与未払い事件が年末にあったのは覚えているでしょうか。彼はあの件で月2200ドルの契約だったことを明かしました。ちなみに、e-Sportsの世界では賞金を全額受け取れるかチームに渡すかは契約で決まっていて、みんながみんな賞金をそのまま受け取れるわけではありません。プレイヤーとチームで比率を決めて賞金を分配しているところもあります。Starcraftやその他の1v1競技シーンに関してはあまり詳しくわかりませんが、少なくともコソッキョン[HyuN]の場合は訴えを見る限り賞金を全額受け取れる契約のようでした。

コソッキョン[HyuN]の元チームメイトであるJohan Lucchesi[NaNiwa]も自らの過去の給料を明かしたことがあります。彼はスウェーデンのTV局「TV6」の公式サイトでブログを書いているのですが、Team Dignitas在籍当時、月にたったの400ドルしかもらえてなかったことを明かしています。Dignitas在籍時はTSL3で2位、MLG Dallasで優勝したり、韓国に渡りGSL Code Aに挑戦したりと結構活躍していたイメージがあったので、たったの400ドルしか貰えていなかったのには驚きです。結局チーム側はJohan Lucchesi[NaNiwa]の満足できる額を提示できなかったようで、彼は契約更新をせずにcompLexityへと移っています。ついでに彼はブログの同記事で元チームメイトのJeffry Bruci[SjoW]、リュギョンヒョン[SeleCT]の給料が1000ドルだったことも暴露しちゃっています。

さて、ここまで何人かのSC2プロゲーマーの給料を見てきましたが、ちょっと少ないかなと思ったりしなかったでしょうか。確かにこれらのSC2プロゲーマーはあまり多くの額を貰っていなかったかもしれません。しかし、実力がトップクラスで尚且つネームバリューがある選手が裕福なチームに行くとどうなるでしょうか。

以前、Ilyes Satouri[Stephano]がまだMilleniumに在籍していた頃、Ilyes Satouri[Stephano]がEvil Geniusesに移籍するという情報をメディアにリークした人がいました。結果的にそのリークは本物で彼はMilleniumからEGに移ったのですが、その移籍情報をリークした本人はEGへ移籍するという事に加え、月8000ドルの契約だと言うこともリークしていました。EGへの移籍話と違い嘘か本当かは分かりませんが、EGへのリークをピタリと当てた上に、各メディアがこぞって取り上げていたため、ソースの信頼性は高かったと言えるのではないでしょうか。もしこれが本当だとしたら、EG史上一番のビッグネームとも言われるイジェドン[Jaedong]はどれくらいの額を貰っているのか気になります。

額だけ見ても分からない部分

どうでしたでしょうか。プロゲーマーはお金が稼げそうですか。そうでもないですか。感じ方は人それぞれだと思いますが、プロゲーマーは普通のサラリーマンと単純に額だけで比較できるようなものではありません。まず、プロゲーマーが稼げる期間は短いです。個人成績やゲームの人気も給与に大きく反映されます。EGのChris Loranger[HuK]やMarcus Eklöf[ThorZaIN]は昨年、EGから大幅な減額をオファーされたという会話をskype上で行っているのが見つかったことがあります。
一方で、チームからの給与面以外でのサポートは厚いため支出は少なそうです。特に韓国のプロゲーマーのようにゲーミングハウスで日々練習をしているプレイヤーは衣食住で贅沢できる場面も少ないでしょう。
それに「賞金」という名の大きなインセンティブも忘れてはいけません。
感じ方は人それぞれかもしれませんが、ここらへんでJohan Lucchesi[NaNiwa]のブログから文章を引用させてもらって締めようかと思います。

e-Sportsはお金を稼ぐためにいるべきような場所だとは思わない。プレイしているゲームを本当に愛していないとこの世界で成功できるとは思えない。

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