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ジンエアースターリーグ2011決勝戦:StarcraftTimes現地取材リポート!(中編)

2011年9月17日に韓国、龍山・戦争記念館「平和の広場」で行われた「ジンエアースターリーグ2011・決勝戦」の現地取材リポートの中編です。中編では試合中の会場、選手の様子を中心にお伝えしていきます。画像が多めなのでご注意ください。前編はこちらからどうぞ。

第1セット < Pathfinder >

試合動画:VOD

決勝戦は< Pathfinder >から開始です。チョンミョンフン[Fantasy]選手がバッカススターリーグ2010・決勝戦第3セット、見事なドロップシッププレイでソンビョング[Stork]選手を倒したあの試合が蘇ります。

チョンミョンフン[Fantasy]選手がファクトリーを建てた後、マルチを2つ、3つと拡張していきやや守備的に試合を進めます。一方のホヨンム[JangBi]選手は、まずマルチを建てた後スターゲートを追加しファストキャリアで攻める選択します。このオーダーに解説陣、会場ともに初戦から大きな盛り上がりをみせました。キャリアを見た後すぐ、ユニットをホヨンム[JangBi]選手メイン裏に集合させて攻めるチョンミョンフン[Fantasy]選手でしたが、ホヨンム[JangBi]選手がそれを見事なキャリアコントロールで守備しつつ、ユニットが少ないチョンミョンフン[Fantasy]選手のメインへとドラグーンで攻め込みます。最後にはキャリアの到着を待つまでもなく追加のジーロット+ドラグーンで一気に攻め入り、チョンミョンフン[Fantasy]選手がGGを宣言しました。この大事な初戦をホヨンム[JangBi]選手が制しました。


↑第1セット開始前のホヨンム[JangBi]選手、かなり集中してる様子が読み取れます。

第2セット < La Mancha >

試合動画:VOD

両選手ともよい成績を収めている< La Mancha >が第2セット目です。

序盤、ホヨンム[JangBi]選手がダークテンプラーでチョンミョンフン[Fantasy]選手のメインを攻めるものの、大きな被害を与えるまでにはいかずに終わります。それから両者ともユニットの数をそろえ、後半戦へと展開していきます。メインへリコールで攻め入るホヨンム[JangBi]選手でしたがアーモリーを壊す程度に留まり、期待したほどの成果は得られません。再度メインの戦力を6時へリコールし攻撃を選択しますが、当然チョンミョンフン[Fantasy]選手がその隙にユニットを進軍させマルチ、メインへと攻撃を開始します。リコールの失敗を取り戻せなかったホヨンム[JangBi]選手がGG、これでチョンミョンフン[Fantasy]選手が1勝を返し1-1としました。


↑第1セットを先制されたプレッシャーにも負けず、第2セットを勝利したチョンミョンフン[Fantasy]選手。


↑試合を見守るSK Telecom T1・パクヨンウン監督も一安心と言ったところでしょうか。

第3セット < Gladiator >

試合動画:VOD

1-1で迎える第3セット、先に優勝に王手をかけるのはどちらの選手でしょうか。

ホヨンム[JangBi]選手はまずジーロット数体でハラスに向かいます。これを大きな被害もなく防いだチョンミョンフン[Fantasy]選手が序盤優位に立ちました。次にリーバーを選択したホヨンム[JangBi]選手に対し、ファクトリーの数を追加するチョンミョンフン[Fantasy]選手は攻撃のタイミングをうかがっている様子です。2体のリーバードロップでメインにあるアーモリー破壊し、チョンミョンフン[Fantasy]選手のメカニックアップグレードを大きく遅れさせます。その後もすぐ攻撃へと転じたホヨンム[JangBi]選手を食い止めるだけの十分なユニットもなく、チョンミョンフン[Fantasy]選手がなす術無くGGしました。


↑見事なリーバードロップでアーモリーを破壊したホヨンム[JangBi]選手。


↑応援席のソンビョング[Stork]選手も画面に見入っていました。

第4セット < New Bloody Ridge >

試合動画:VOD

後が無くなったチョンミョンフン[Fantasy]選手はこの試合で、マルチを建てず1バラック、2ファクトリーでの早い段階で攻撃へ転じるオーダーを選択します。ホヨンム[JangBi]選手がマルチを建てているのを確認した後、チョンミョンフン[Fantasy]選手が攻撃へ向かいます。ホヨンム[JangBi]選手のマルチ前にはバンカーも建てられ、シャトルでジーロットを送るもタンクラインを崩せず、そのままマルチを完全に破壊されてしまいました。

かなり難しい状況ではあるものの、ホヨンム[JangBi]選手はチョンミョンフン[Fantasy]選手のメインへとリーバードロップで反撃します。この攻撃でほぼ全てのSCVを処理し、チョンミョンフン[Fantasy]選手のミネラル採取がストップしました。チョンミョンフン[Fantasy]選手もひるむ事無くユニットを攻撃に送りホヨンム[JangBi]選手のメインのネクサスを破壊すると、両者ともミネラル採取が止まりエリミネイト戦へと進む可能性も出てきました。しかしコマンドセンターと2体のSCVが残ったチョンミョンフン[Fantasy]選手が圧倒的に有利な状況です。生き残った僅かなドラグーン+リーバーでコマンドセンターの着地を防ごうと奮闘するも、不成功に終わったホヨンム[JangBi]選手がGGをタイプしました。両者一歩も譲らない戦いで、第5セットへと突入します。


↑試合の行方を見守るSamsung KHAN・キムガウル監督(右)とチェウボムコーチ(左)。


↑SK Telecom T1のニューマスコット・ティンキーも椅子に座って観戦中です。

第5セット < Pathfinder >


この試合内容は、動画をご覧下さい。Starcraft:BroodWarをご存知でない方にも是非一度見て頂ければと思います。E-Sportsの歴史に残る一戦です。


↑競技に集中しているチョンミョンフン[Fantasy]選手。


↑難しい戦いを強いられながらも、突破口を探るホヨンム[JangBi]選手。

優勝者は…

誰もが予想出来なかった第5セットの結末、どちらの選手が優勝カップを手にするのか…。後編へと続きます。

1 Comment

1 Comment

  1. 匿名

    2011年9月25日 at 11:48 AM

    1set目、ヨンムのキャリアが全然落ちなくて
    コントロールすごかったです。

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