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StarCraft: BroodWar

『BlizzCon 2008』優勝マジェユン[Savior]インタビュー「復活は必ず、しかし焦らないこと」

今回の優勝に大きな意味は置かないが、雰囲気転換の踏み台としたい

Savior
数日前、嬉しくも驚かされるニュースがあった。それはCJ Entusのマジェユン[Savior]が、アメリカ・カリフォルニアのアナハイムで開かれた『BlizzCon 2008』Starcraft部門で優勝した、というニュースだった。
Starcraftにおいて世界最強である我が国が『BlizzCon 2008』のStarcraft部門で優勝するだろうという予想は充分にできたが、正直その主人公がマジェユンになるだろうと期待するファンは多くなかったと思われるからだ。
誰より大きな期待を受けている選手ではあったが、不振に不振を重ね、今では敗北に慣れてしまったような‘我らの歪んだ本座’マジェユンではなかったのか。
しかしマジェユンは今回の『BlizzCon 2008』において、すばらしい競技力で堂々と優勝という結果を手に入れた。拍手を送りたい。しかし、ある者はこう言った。これは本座マジェユンの希望拷問(※注1)に過ぎないと。
そう、希望拷問でも何でもいい。とりあえずBlizzardの大きなイベントですばらしい結果を残した選手にお祝いの言葉を伝えることも兼ねて、直接ソレマウル(※注2)を訪ね、マジェユンに会ってみることにした。どうせなら、彼がもっと大きく強力な拷問計画を立てていることを願いながらである。
時差への適応が完全にはできていなかったが、約一日程度の間を置いて日常に戻り、練習に邁進しているマジェユンとの一問一答を整理した。
(※注1)希望拷問・・・初めからできないことをあたかもできるかのように希望を与えるが結局結果にならないことで、希望を抱いていた人にとっては拷問となることを指す。
(※注2)ソレマウル・・・ソウルにあるフランス人街。eスポーツの世界においては、プロゲームチームの宿舎および練習場が多数集まっているところとして有名で、一時は半数以上のチームがこの地または近隣に拠点を置いていた。


-見守る立場からすると、『BlizzCon 2008』で期待以上の成果をあげたと思う。本人にとっても今回の優勝が期待以上の成果だと思うか。
▲100%断言はできないが、いつもと違って出発したときから優勝に対する欲を持っていた。
-イユンヨル[Nada]、ホンジノ[Yellow]もいたが、パクジス[ForGG]やホヨンム[Jangbi]などはキャリア面では比較にならないが、最近の勢いや技術面では決して劣る選手たちではないにも関わらず完勝したことについて。
▲いつどんな選手と対戦しても、自分のコンディションを維持できれば、相手の勢いがよかろうが悪かろうが、影響を及ぼさない。パクジス[ForGG]選手の場合も、イジェドン[Jaedong]選手に3:0で勝って優勝した選手だが、だからといって威圧感を感じたりは全くしない。
-今大会で競技内容について、自分なりに満足したか。
▲競技内容がパーフェクトだったかそうではないかということを超えて、コンディション面でそれなりに満足できた。なぜなら必要以上に緊張したとか、手が動かなかったとか、そういうことがなかったからだ。
-優勝に至るまでにおいて、一番記憶に残った競技を選ぶなら。
▲パクジス[ForGG]選手との競技だ。2競技でオールインの戦略を使ったが、思ったより簡単に抑えられてしまい、その後3競技が自分なりに熾烈になったと思うので記憶に残っている。
-Blizzardのイベントだったが、今回もStarcraft2をやってみたか。
▲今回は時間が多い方でもなかったので、ザーグではなくプロトスだけプレイしてみた。ところがStarcraft2は、やるたびにいろいろ変わっている。以前までは「難しい」という感じが大きかったが、今回はことさらに「面白い」という思いを抱いた。Starcraft2ではまだプロトスが一番上手だと思うが、魔法の技術などをひとつひとつ理解していくようになってからは、ゲームが非常に面白いと感じるようになった。
-今回のイベントで特別なエピソードはなかったか。
▲特別なことはなかったが、毎回海外に行くたびに感じる点で、海外ファンが思ったより多いことに驚き、韓国のファンとは違う積極的な動きが印象深かった。イベント会場の中をうろうろしながら、海外ファンに対する新しい感覚を持てたことが良かったように思う。
-優勝後、直接英語で感想を述べたことで話題になった。映像を見ると発音もなかなかのものだったが、普段英語の勉強をしているのか。
▲決勝進出を確定させたあと、周りの助けを少し借りて準備したものだ。アジアを含めて、ヨーロッパ、アメリカなどいくつかの国を訪れたが、どうすれば海外ファンに恩返しができるだろうかと考えていた。それで「英語でインタビューしたらどうだろうか」と準備して、現地の反応が良かったので、今でもよかったと思っている。
-「マレート」「マドル」というあだ名など、優勝賞金のために話題になったりもしたが。
▲だいたいどんな意図の質問か分かった(笑)しかし今ではなく、賞金が入ってくる日のレートが重要なのではないか。レートのせいで心配にもなるが、賞金が入ってくるその当日だけはレートが上がらなければうれしい(笑)
-チームメイトにごちそうする意向があるか。私(記者)でもおごれと言ってしまいそうだが。
▲うちのチームはそんな感じではない。他のチームとはちょっと違うようだが、誰かが賞金をもらったからといって「おごれ」という話になることはほとんどない。そういうチームカラーのようだ。
-マジェユンといえば、上手だろうが下手だろうが常に話題の中心に立っている選手だ。そのことについて負担はないのか。「本座」マジェユンというタイトルからくる重荷が、特に不振のときにはプレッシャーを与えたりもするが。
▲負担にはならない。が、話題の中心に立っている選手といえば、キャリアだけ持っていてはダメで実力がついてこなければいけないと思うので、そういう面では動機づけになっている。もちろんそれに対するプライドも持っている。
-今回の優勝を復活の信号弾と見なしても良いか。
▲ファンは今回の優勝を通じていろいろ期待しているかもしれないが、個人的には大きな意味を置いてはいない。空軍戦で1勝を収めて今シーズンに臨む目標を明かしたことがあったが、わずか1~2週でそのときの考えが変わるはずがない。しかし、雰囲気転換を準備するための踏み台としてはこれ以上ない良い機会だったと思う。かならず復活してみせるが、焦燥感は出したくない。
-本座時代が懐かしくはないか。
▲「懐かしい」という思いがするなら、それはすでに僕がダメになってしまったということを認めるかのようだ。そんな考えよりは、あのときの記憶を忘れずときどき反芻しながら、良い刺激だと思うだけだ。
-それではそろそろまとめよう。最近のコンディションはどうか、そしてこれからのビジョンをどのように描いているのかが気になる。
▲最近のコンディションがいいということは、『BlizzCon 2008』を通じて確実に感じた。しかし無理はせず、少しずつ変化していこうと思う。僕が言う変化とは、競技スタイルの変化ではなく心構えの変化を言っているのだが、とりあえず僕自身は自信がある。また、プロリーグで1勝してアメリカに行ってきたら、今シーズンのお手本にしたいイジェドン[Jaedong]選手が5勝していた。とにかく一人を選んでおけば動機付けの役に立つので、これからも奮発していきたい。
-イジェドン[Jaedong]は狂ったように練習する選手として有名だ。それと同じくらい一生懸命やる自信があるか。 
▲少し前にじっくり考えてみたが、僕は他の人たちより一生懸命練習する方ではなかった。だからある人は僕を「天才型ゲーマー」として分類したりもしたが、僕が振り返ってみると、そうではなく「集中力」だった。あえて自慢するなら、これまで生きてきて僕が一度やると決めてやり遂げられなかったことがないという点だ。一生懸命、「集中して」練習したい。
情報元・・・FOMOS

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